木曜日, 12月 12, 2024
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【令和3年度 2級建築士設計製図試験 合格発表分析】24歳以下の合格者が6割越え、過去最大に!

建設・不動産関連の資格取得スクール「総合資格学院」を運営する株式会社総合資格(本社:東京都新宿区、代表取締役:岸 隆司)は、12月2日(木)に公益財団法人 建築技術教育普及センターより発表された「令和3年度 2級建築士設計製図試験」の結果について分析しましたので、ご報告いたします。
  • 令和3年度2級建築士設計製図試験 合格者

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〇 合格率は昨年度より4.5%低下
令和3年度の2級建築士の設計製図試験は、7月4日(日)に行われた学科試験合格者と過去の学科試験合格者の受験資格保有者により、全国の63会場で9月12日(日)に行われ、受験者数は11,450人、合格者数は5,559人となり、合格率は48.6%でした。令和2年度と比較すると、受験者数は197人増加しましたが、合格者数は420人減少し、合格率は4.5%低下しました。
 

 

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〇 合格要件は依然難しく!
設計製図試験の採点基準は、Ⅰ~Ⅳに分けられたランクのうち、[ランクⅠ「知識及び技能」を有するもの]を得た受験者のみが合格となります。

 

不合格者の「解答の傾向」としては、「未完成」、「設計条件の違反(要求室の欠落、防火区画等の計画が不十分)」、[要求図書に対する不備「部分詳細図(断面)の防水措置」]に該当するものが多かったと発表されました。また、「ランクⅢ」と「ランクⅣ」の合計は43.7%と、令和2年度から3.7%上昇しました。令和元年度から3年続けて4割台となり、本年度の試験も非常に厳しく評価されたことがうかがえます。
 

 

〇 合格者の属性について
・受験資格別:「学歴のみ」が過去最高の82.6%
・年齢別:「24才以下」が過去最高の60.1%

令和2年度の建築士法の改正によって受験資格が緩和され、指定科目を修めた工業高校や専門学校等の卒業生にも受験資格が与えられたことで、10代の方も受験できるようになりました。その結果、「受験資格別」における「学歴のみ」の割合は過去最高となった令和2年度からさらに4.0%上昇し82.6%。「年齢別」でも「24才以下」が過去最高だった昨年から、さらに0.5%上昇し60.1%となりました。受験資格の緩和に伴い、学校の資格取得に対する取り組みの変化や、企業が早期に資格取得者を確保する動きが活発化し、少なからずこの数字を形成する一因となっています。受験者としても、専門課程等で学んだ知識がまだ鮮明なうちの、比較的時間が取りやすい時期に学習をはじめることで十分な対策を取ることが可能です。また、実務に必要な専門知識が身につき、就職活動、さらには、資格手当や、昇進・昇格にも確実につながり、大きなメリットが得られます。これらのことからも、今後、新しい制度を利用して、在学中や卒業後すぐに2級建築士合格をめざす方が増加していくと考えられます。

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  • 令和3年度 2級建築士 設計製図試験分析

〇 試験の特徴 「建築士として必要な原理・原則の理解」が必要不可欠
令和3年度の設計製図試験の出題テーマは、過去に木造建築士試験で実績のある「歯科診療所併用住宅(鉄筋コンクリート造)」でした。「歯科診療所部分と住宅部分の計画力」が問われたのはもちろん、「敷地内の高低差」の条件が初めて出題され、「適切な高低差処理」と「建築物の断面構成の理解」が問われました。
さらに、平成30年度と同様、法規に関する内容(竪穴区画、延焼のおそれのあるライン)も出題され、きわめて実務的な計画力が必要となる難度の高い内容でした。本年度の試験に合格するためには、「建築士として必要な原理・原則の理解」が必要不可欠であったと言えます。

〇 評価ポイント
① 歯科診療所部分・住宅部分の各室の配置計画及び動線計画に対する評価
・患者及び従業員の動線に配慮した配置計画となっているか
・住宅設計として適切な室の配置・形状・広さとなっているか
② 法規及び構造に対する評価
・竪穴区画及び延焼のおそれのある部分の防火設備を適切に計画・表現できているか
・架構形式ならびにバルコニーの構造形式を正しく理解し、各要求図書の整合性が取れているか
③ 敷地内の高低差の処理に対する断面図の評価
・敷地内の高低差及び建築物の高さに関する条件を正しく読み取り、適切な断面計画ができたか
 

  • 令和4年度試験 合格に向けて

令和4年度の設計製図試験では、過去の出題傾向から木造課題の出題の可能性が高いと思われ、住宅設計のセオリーを守ったうえで諸条件に対して適切な対応を行うことが重要です。単に条件を満たして完成させればよいのではなく、「2級建築士として設計の基本が理解できているか」という点で合否を判断されるため、合格を勝ち取るためには、建築士として必要な「原理・原則」の理解や「計画力」、「判断力」、「作図力」を身につけることが必要です。
また、部屋の広さを「適宜」として、受験生自身に適切な広さ、形状、動線を考えさせる課題が想定され、用途から適切な空間をイメージできなければ対応が難しい試験となります。
さらに、木造課題は、RC造課題と比較して圧倒的に作図量が多いため、試験対策において作図トレーニングに多くの時間を要します。エスキスなどの対策に集中して取り組むためには、早期に作図練習をスタートさせ、なるべく早い段階で合格レベルの作図をすばやく正確に行える力を身につけておくことが重要です。
 

  • 総合資格の取り組み

・設計製図試験の合格に向けて
総合資格学院では現在、令和4年度設計製図試験の合格に向けて、2022年1月23日及び26日からスタートする「2級建築士設計製図中期必勝コース」の受講申込を受け付けています。毎回の講義では、ポイントを解説するだけでなく、知識をもとに正しく作図できるレベルまで徹底指導します。講師は演習中の受講生一人ひとりの手元を確認しながら、描き方がわからず手が止まったときや、誤った手順を踏んでいるときにはその場でアドバイスを行います。
▼「2級建築士設計製図中期必勝コース」の詳細はコチラ
https://www.shikaku.co.jp/2k/set/lineup/seizu.html

・学科試験から学習して1年で設計製図試験まで合格するために
学科試験から学習をスタートし、1年で設計製図試験まで合格を狙う受験生には、「2級建築士ストレート合格必勝コース」があります。学習開始1年での学科・製図の双方の合格をつかむカギは、スタートの段階で最終ゴール(設計製図試験合格)を見据えて必要な知識を意識的に取り込んでいくことがポイントです。
総合資格学院では、1年での学科+設計製図試験合格を実現していただくために、学科対策の段階から設計製図試験で必要となる知識を、「問題が解ける・説明ができる」レベルに留まらず「記述できるレベル」まで完全に定着させるカリキュラムを進化させています。
▼「2級建築士ストレート合格必勝コース」の詳細はコチラ
https://www.shikaku.co.jp/2k/set/lineup/sougou.html
 

  • これからも“日本で最も多くの1級建築士を輩出し続けている学校”として!

総合資格学院は、例年優れた合格実績を挙げ続けています。令和2年度の「1級建築士設計製図試験」では、全国のストレート合格者(※)合計1,809名中、1,099名、6割以上を総合資格学院の受講生が占め、『日本一』の合格実績を挙げています。
これからも、日本で最も多くの1級建築士を輩出し続けている学校として、建設業界の発展に寄与してまいります。
※ストレート合格者とは、1級建築士学科試験に合格し、同年度の1級建築士設計製図試験に続けて合格された方と定義します
▼「総合資格学院の合格実績」詳細はこちらから
https://www.shikaku.co.jp/strength/jisseki/index.html

令和3年度の「1級建築士設計製図試験」の合格発表は12月24日(金)に予定されています。総合資格学院では令和3年度の「1級建築士設計製図試験」において社会情勢、試験傾向、最新技術など様々な要素を徹底分析することで「いま」の試験にバッチリと対応しております。
▼詳細はこちらから
https://www.shikaku.co.jp/1k/seizu/21_taiou.php
 

  • 受講生一人ひとりの目線に立ち、資格取得にきめ細かに対応!

【令和3年度 2級建築士設計製図試験 合格発表分析】24歳以下の合格者が6割越え、過去最大に!のサブ画像4

創業以来こだわりつづけてきた「人と人が向き合う講義―ライブ講義」だからこそ実現できる、受講生一人ひとりの目線に立った“真の個別指導”。さらに、自宅や職場での学習をサポートするためにWEBコンテンツの配信も行っています。
これからも資格取得を目指す方々のためにきめ細やかな対応を図ってまいります。
 

  • 会社概要

[所在地] 株式会社総合資格 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル22階  [TEL] 03-3340-2801(代)
[所在地] 株式会社中部資格 愛知県名古屋市中区錦1-2-22 中部資格ビル    [TEL] 052-202-1751(代)
[代表者] 岸 隆司     
[設立] 1987年1月                    
[社員数] 709名(2021年1月現在)  
[資本金] 総合資格:1億円 
[売上高] 196億円(2021年9月期)   
[URL] https://www.shikaku.co.jp

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