行政機関との連携を通して、広島県内における「住宅難民問題」の解決を目指す。
尚、弊社の広島県内への進出は初となります。
■実証実験の背景
高齢者人口や立ち退きの増加に伴い、賃貸需要も増えていますが、弊社の調査によると「65歳以上の4人に1人が賃貸住宅への入居を拒否された経験があること」がわかっています。
また、ご高齢者のお部屋探しの特性から、地方自治体や居住支援法人、地域支援包括センターなど、様々な機関を通してのお問い合わせが増加しており、地域によっては対応し切れない場合もあります。さらに、入居後の健康状態に合わせた適切なサービス提供などの包括的支援までを考慮すると、不動産関係者だけでは、全ての問題に対処できません。
そこで、今回初となる実証実験では、弊社代表取締役山本の故郷である広島県を舞台に、行政機関や不動産関係者などとの連携を図り、ご高齢者が賃貸住宅を借りやすくなる仕組みや包括的支援の形を模索してまいります。
■実施概要
- 『RING HIROSHIMA』について:https://hiroshima-sandbox.jp/ring/
『RING HIROSHIMA』は、広島県商工労働局イノベーション推進チームが主催する「ひろしまサンドボックス」を母体とした、広島県内の多岐にわたる顕在的・潜在的な社会課題を解決するための場所です。
イノベーション創出や社会課題に立ち向かう「挑戦者」を中心として、SANDBOX推進協議会の会員や基礎自治体、さまざまなメンターのご協力のもと、多様なプロジェクトを行います。
- R65不動産が行う実証実験について
【実証実験の内容】
- 不動産会社や行政との連携による賃貸への入居希望者の募集
- 高齢者の見守りサービス(R65あんしん見守りパック)の導入実験
- 不動産会社や物件オーナー向けに「高齢者の受け入れに関する説明会」の実施
- 高齢者の仲介支援や個別コンサルティングなど
【実施スケジュール】
- 実証実験期間:令和3年11月から令和4年3月末まで
- 不動産会社向け説明会:11月16日(火)・25日(木)13:00〜14:00 他
- 成果発表会:令和4年2月中
【協業に関するお問い合わせ(不動産管理会社・物件オーナー向け)】
- メール:support@r65.co.jp
- 電話:050-3702-2103
■関係者コメント
株式会社R65 代表取締役 山本 遼(広島県 福山市出身)
弊社は、ご高齢が賃貸住宅を借りにくい問題に対して事業を行なってきましたが、おかげさまでご協力いただける不動産会社や大家さんが増えてきました。
今回の実証実験では、そこからもう一歩前進し、円滑な住まい探しや入居後のサポートまでを見据えて、行政機関との連携を行なっていきます。初の試みを自分自身の故郷できることは、とても感慨深いですが、今後も積極的に行政機関との連携を進めていきたいと考えます。
■会社概要 株式会社R65
日本は世界で最も高齢化率が高いにもかかわらず、65歳以上の「住宅難民」 が社会問題となっています。急な立ち退きによるお部屋探しが増える中、65歳以上の4人に1人が賃貸住宅への入居拒否を経験。
R65不動産は、65歳からのお部屋探しを専門で支援する不動産会社として、物件を貸し出す際のあらゆるリスクの解決を行い、65歳以上の入居可能な賃貸物件を増やすことで、「いくつになっても、好きな場所に住める社会」を実現していきます。
代表:山本 遼
本社所在地:東京都杉並区荻窪4-24-18
設立:2016年4月7日
URL:https://r65.info/
【本件に関するお問い合わせ先】
広報:飯田 / E-mail:tetsuya.iida@r65.co.jp