月曜日, 4月 29, 2024
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GOYOHの不動産ESGプラットフォーム「EaSyGo」とエナーバンクのグリーン電力証書ソリューション「グリーンチケット」とを組み合わせ、不動産を起点に環境価値の普及による脱炭素社会の実現へ

株式会社エナーバンク(所在地:東京都中央区、共同創業者 代表取締役:村中 健一、以下エナーバンク)は、株式会社GOYOH(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役:伊藤 幸彦、以下GOYOH)と、機関投資家や不動産ファンドの保有する不動産と入居テナントへ向けたグリーン電力証書とエンゲージメントサービス提供に関するパートナーシップに合意しました。

GOYOHの不動産ESGプラットフォーム「EaSyGo」とエナーバンクのグリーン電力証書ソリューション「グリーンチケット」とを組み合わせ、不動産を起点に環境価値の普及による脱炭素社会の実現へのサブ画像1

 今後は、GOYOHの展開する不動産の脱炭素・ESGインパクトにより不動産価値を創出するプラットフォーム「EaSyGo」と、エナーバンクの提供する「グリーンチケット」の連携により、オフィスや商業不動産へ入居する再生可能エネルギーの利用を希望するテナント企業へ向けて、企業の脱炭素活動へ繋がる選択肢を提供していきます。同時に、ビルの脱炭素化を掲げる機関投資家や不動産オーナーへのソリューションとしてもサービスを提供していきます。

 さらにビルの脱炭素計画や、入居テナント企業の脱炭素目標と連携したCO2排出量の可視化や、省エネにつながる行動変容を促すことにより、不動産オーナーや運営者、機関投資家が目指すネットゼロへ向けた持続可能な不動産事業を支援していきます。

■協業の背景

 現在、世界的な脱炭素社会への実現に向けて不動産は非常に重要な役割を担っています。人々は一日の90%の時間を不動産の中で過ごし、人々の衣食住などの活動は、不動産と密接に関係しています。

 世界のCO2排出量の約30%は不動産(建設を含まない)から日々排出されています。しかしながら、不動産オーナーや運営者による、不動産利用者と連携したカーボンゼロへ向けた取組みにおいては本質的な改善への方法は欠如しています。

 また不動産のオーナーや利用者(テナント)が取り組む脱炭素への移行においては、管理、運営、契約、などの様々な不動産固有の理由から、再生可能エネルギーへの切り替えができないケースも多く、各々の当事者にとっての環境的な取組みの障害となっていました。

 この度のパートナーシップは、日々の企業活動や人々の生活の場である不動産において、脱炭素社会実現のための行動変容の機会を提供することを目指した、両社の知見・ネットワーク・サービスによる相互補完とシナジーを生み出す協業となります。

 すでに、GOYOHとエナーバンクは、GOYOHの不動産ESG運営サービスの「EaSyGo」が導入されている東京都心のオフィスや賃貸住宅にて、実証的な取組みを進めています。

■CIC Tokyo 環境エネルギーイノベーションコミュニティ発のコラボレーション

 エナーバンクとGOYOHのコラボレーションは、CIC Japan合同会社(東京都港区)およびU3イノベーションズ合同会社(東京都港区)が運営する環境エネルギーイノベーションコミュニティ(以下、E&Eコミュニティ)による、環境エネルギー分野のイノベーションに関心のあるスタートアップ、大企業、投資家、研究者・研究機関、行政機関、非営利法人などのあらゆるプレイヤーとの連携によるコミュニティ活動から発展した、サステナビリティを社会価値として実装していく共創プロジェクトです。

環境エネルギーイノベーションコミュニティ(以下、E&Eコミュニティ)

https://jp.cic.com/news/announce/ee_community/

■今後の展開

 今後は両社のサービスの連携による、機関投資家や不動産ファンドが保有するオフィス、商業施設、集合住宅、北海道・ニセコなどの富裕層向けのリゾート施設といった様々な不動産の利用者へ向けて再生可能エネルギーの環境価値を提供するとともに、不動産オーナーや運営者へ向けてはソーシャルインパクトの可視化・改善を行っていきます。

 GOYOHでは不動産の所有者や運営者の「ESG活動」と、不動産利用者による「環境価値」や「社会価値」を統合的に解析・最適化することにより、不動産や施設による脱炭素を含む社会インパクトの定量化と改善モデルの業界基準の確立を、グローバル機関投資家と共に推進しています。今後もパリ協定に則った1.5°目標のための科学的な不動産解析と、目標達成のための不動産利用者と連携した様々なソリューションを提供していきます。

 またエナーバンクとGOYOHは、今後もE&EコミュニティのStartup Core Memberとして活動に積極的に関わっていくとともに、環境エネルギー分野の様々なプレーヤーとの連携を推進していきます。

 この度の、GOYOHとのパートナーシップは、「エネルギーをもっとシンプルに、もっと身近に」というエナーバンクの目指す取り組みを大きく加速させる機会となります。

■株式会社GOYOH 代表取締役 伊藤 幸彦からのコメント

「当社は、この度のエナーバンク様とのパートナーシップにより、エナーバンク様の提供する再生可能エネルギー流通サービスを私どもの『EaSyGo』を中心とする不動産分野におけるESGソリューションと連携することにより、より多くの不動産を利用する企業や人々、そして不動産を保有する機関投資家やオーナーおよび運営会社対して持続可能性による価値提供が可能になります。両社の連携による不動産を起点とした脱炭素社会への移行を進めて参ります。」

■株式会社エナーバンク 共同創業者 代表取締役 村中 健一氏からのコメント

「不動産領域におけるESGの実現において、再生可能エネルギーを導入しCO2の排出を抑えていくことは最重要項目の一つです。再生可能エネルギーをどのように導入すればよいか分からないというお客様の声から、エナーバンクでは様々な再エネ導入ソリューションを提供しています。当社の「グリーンチケット」は、再生可能エネルギーから発電された電気に含まれる「環境価値」をデータとして可視化し移転することで必要とする方に届けることを実現しています。今後EaSyGoを通じて、不動産の脱炭素を推進できることを楽しみにしています。」

■株式会社GOYOHについて
会社名:株式会社GOYOH
代表者:代表取締役 伊藤 幸彦
所在地:東京都新宿区愛住町2
設立:2018年8月
事業内容:国内外の不動産・商業施設・住居用ITサービスの開発・運営
URL:https://www.goyoh.jp/easygo/

GOYOHの不動産ESGプラットフォーム「EaSyGo」とエナーバンクのグリーン電力証書ソリューション「グリーンチケット」とを組み合わせ、不動産を起点に環境価値の普及による脱炭素社会の実現へのサブ画像2

 GOYOHは不動産とテクノロジーを融合させた持続可能な不動産運用サービスを提供する不動産テック企業として、機関投資家や不動産オーナーがテナントや利用者と協調して、行動変容や資本的な介入によるCO2削減やESGインパクトを創出し、不動産価値を生み出すための不動産ESGプラットフォーム「EaSyGo」を提供しています。

2021年のサービス開始以来、AXA REIM社やケネディクス社などのグローバル機関投資家や不動産運用会社が運用するオフィス、住宅、商業施設、ホテル、リゾート施設へサービスを提供しています。

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■株式会社エナーバンクについて

エナーバンクは、エネルギー領域でデジタルソリューションを活用することによる効率的・効果的なグリーン化を推進し、法人企業や自治体の電力の最適化やゼロカーボン実現に向けた取り組みを支援しています。

共同創業者代表取締役:村中 健⼀
共同創業者取締役COO:佐藤 丞吾
共同創業者取締役CTO:関根 大輔
所在地:103-0027 東京都中央区日本橋2丁目1-17丹生ビル2階
設立:2018年7月
事業内容:電力オークション「エネオク」の開発、運営
     環境価値プラットフォーム「グリーンチケット」の企画、販売
     太陽光発電設備導入支援事業「ソラレコ」の企画、販売
     グリーン電力証書発行事業者 事業者コードA65
     非化石価値取引会員番号 Q96
電話:03-6868-8463
URL: https://www.enerbank.co.jp/

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