日曜日, 4月 28, 2024
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業界初、画像を自動で3D化!リッチなオンライン内見コンテンツの制作が可能な「パノラマ変換3Dプレイヤー」を本日リリース

 空間データ(*1)活用プラットフォーム「スペースリー」を提供する株式会社スペースリー(東京都渋谷区、代表取締役:森田 博和、以下:当社 )は、本日2023年2月24日、業界初となる、360°VR画像(パノラマ画像)を自動で3D化したリッチなオンライン内見コンテンツの制作を可能とした「パノラマ変換3Dプレイヤー」をリリースいたしました。2022年6月22日にβ版として提供開始した時点から事業者の声も反映し改善を重ね、正式なリリースとなりました。

業界初、画像を自動で3D化!リッチなオンライン内見コンテンツの制作が可能な「パノラマ変換3Dプレイヤー」を本日リリースのサブ画像1

 3D化された内見コンテンツでは、自動推定されたサイズ測定や、市販の家具を配置するなど、消費者が家探しをする上で知りたい情報が把握でき、また、新生活をイメージしながら家探しがよりワクワクするような体験を提供いたします。このようなオンラインでもリアルな内見に近い体験、また、リアルな内見ではできないような家具置きなどの機能が活用されることで、不動産事業者にとってはこれまで以上にオーナー獲得、集客力のアップ、成約率アップといった効果に繋がります。

 今後、当社の「空間データ活用で”伝わる”をスマートに」というビジョンのもと、不動産管理会社トップシェア40%以上となる中で当該プレイヤーを全事業者で活用いただけるよう積極的に推進します。そして、3D化自動変換の精度向上などによる制作プロセスの一層の運用コスト削減、また、より物件の魅力が伝わりやすく、また軽量化されたコンテンツで消費者の家探し体験がより快適となる再生プレイヤーへと改善を続け、不動産業界の新たなスタンダードとなるべく事業開発を進めてまいります。

(*1) 空間データとは、空間表現に関わるデータ、写真などの2D画像から動画、360°パノラマコンテンツから3D画像までを含む言葉

■ 背景

 「スペースリー」は、ブラウザやVRデバイスで再生可能な360°VRコンテンツを誰でも手軽に、簡単に制作・編集、活用ができるクラウドソフトウェアです。
 単にコンテンツを簡単に制作することを実現するだけではなく、活用し効果を実感できることに重点を置いています。その結果、不動産売買・賃貸・住宅分野・製造分野における工場研修等で活用が進み、2016年11月のサービス提供開始から6年で7,200以上の利用事業者ユーザーにご活用いただいています。

 スペースリーは、市販される様々な360°カメラで取得された360°VR写真の編集・活用が可能なプラットフォームですが、近年、3D化の技術開発は急速に活性化し、その取得方法も、360°カメラでの撮影、今後拡大するLidarセンサーを搭載したiPhoneでの撮影、スマートフォンでの動画撮影からの3Dデータ化など一層手軽に、そして多岐化していくことが見込まれます。また、VRゴーグルのMeta Questの一般市場への普及など今後のデータの活用方法においても拡大が見込まれ、多様な方法で取り込まれた3D空間データをどう産業活用するかの過渡期にあります。

 空間データの産業利用の裾野・応用が豊富に広がっていくことを見込まれる中、空間データ活用プラットフォームとして、新たな技術変化に対応し、また、よりリッチなコンテンツを求めるユーザーの要望に対応していくために、数年前からAIによる画像からの部屋構造の推定などの研究開発を進め、今回の「パノラマ変換3Dプレイヤー」をリリースするに至りました。

 これまでの当社の再生プレイヤーはパノラマ画像を表示しぐるりと見渡すことができるコンテンツでした。今回リリースするプレイヤーでは、ドールハウスと言われるような物件全体が直感的に把握できるような完全な3D化が実現され、室内を歩いて移動することも可能な再生プレイヤーへと大きく進化しました。

■ パノラマ変換3Dプレイヤーの概要・特徴

業界初、画像を自動で3D化!リッチなオンライン内見コンテンツの制作が可能な「パノラマ変換3Dプレイヤー」を本日リリースのサブ画像2

上図説明:パノラマ画像から生成された3Dの廿日市リノベ空き家物件のドールハウス

 本プレイヤーは、既存の360°VR画像があれば事業者が自らリッチな3Dコンテンツを作れるようにしたことが大きな特徴となります。特許出願中である研究開発成果の360°VR画像から3次元モデルを生成する技術、画像認識技術を用いてドアが移動時に透明になりドアを開けた感覚で移動するなどのスムーズな内見体験を実現する技術が中心にあります。また、3D化されたことで、そのままコンテンツ内で消費者がサイズを測定したり、家具を置くことなどが可能となっていることも大きな特徴です。具体的には以下のようなことがあげられます。

【制作プロセスにおける特徴】

  1. アップロードされた360°VR画像が自動で3D化された部屋に、またその画像上に表示される家具を自動で3D化。今後、コンテンツの数が増えていく中で更なる精度向上がされます。
  2. 同一部屋で撮影した360°VR画像からより綺麗な部屋の3Dモデルが生成されます。
  3. 3D化されたコンテンツがすぐに出力・確認が可能です。

【再生プレイヤーにおける特徴】

  1. 埋め込み動画など3Dコンテンツ内で様々なインタラクションが再生されます。
  2. 一つのコンテンツURLの中で、より直感的な操作で、事業者がAI空間設計で市販の家具を置いてレイアウト保存、また、消費者は事業者のレイアウトをそのまま確認、追加で家具を置くことが可能です。また、スマホでも使いやすく、消費者のスマホの閲覧環境にも対応しています。
  3. 一つのコンテンツURLの中で、事業者がAIサイズ推定でサイズを保存、消費者もそのまま閲覧や測定もでき、それがスマホでも可能になっています。

 また、コンテンツの公開設定(共通)やURL/QR発行、追客URLの発行など、業務管理上や成約率アップのために必要な機能もこれまで通り可能になっています。

■ β版モニター事業者の声

 2022年6月22日にβ版として提供開始以降、以下のように事業者から好評の声をいただいています。

・新築一戸建てや中古マンション販売を展開する不動産事業者(東京都)
 ー ”引き渡し前にモデルハウスとしての物件を撮影して、お客さんに見せて確度高く意思決定してもらえる”

・複数店舗を展開する地方の不動産賃貸管理会社(富山県)
 ー “3D化して俯瞰で見るのは現地でもできないので、お客さんから導線や部屋の配置などで質問が来ることも多い中、物件を見せる上での有効な営業ツールになる”

・空き家対策を推進する地方自治体(広島県)
 ー “3DスキャンカメラではなくTHETAカメラで撮影できて手軽。撮影時間を短く、今までのパノラマコンテンツを3D化して見せることができるのは魅力的”

■ 株式会社スペースリーについて

 空間データ活用プラットフォーム「スペースリー」は、2016年11月の開始以来、不動産・ハウスメーカーの営業活動や製造業の研修分野のDX推進のために7,200以上の利用事業者にサービス提供されています。リーズナブルな価格、直感的な操作で、ウェブブラウザで再生可能な高品質のパノラマVRコンテンツを制作・編集・管理、活用までが一括してできるクラウドソフトです。
 スペースリーは、業界初の遠隔地でも簡単にVR空間の案内ができる遠隔接客機能や、パノラマVR写真へ家具を自動配置する機能を含むAI空間設計シミュレータ機能をいち早く実現する高い技術力を特徴としています。また、株式会社スペースリーは360°空間データや視線データの活用のためのAI x VRの研究開発を推進するためのSpacely Labを設立・運営しています。

社名 :株式会社スペースリー
代表者:代表取締役 森田 博和
資本金:7.6億円(資本準備金含む)
設立年:2013年8月
所在地[本社] 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-6-2 第2矢木ビル3F
   [福岡営業所] 〒810-0001 福岡市中央区天神2丁目11-1 福岡PARCO新館5F
サービスサイト:https://spacely.co.jp

▼サービス紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=70sOPH9ONII
 

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