入居者の“提案型スマートホーム体験”と、管理会社の“業務DX”を促進
株式会社アクセルラボ(本社:東京都新宿区、代表取締役:小暮 学、以下 当社)は、当社が提供する賃貸住宅向けスマートホームサービス「SpaceCorePro(スペースコア・プロ)」(https://space-core.jp/pro/)において、スマートディスプレイ「aliepad(アリーパッド)」(https://space-core.jp/device/aliepad-a05)を2025年7月より提供開始します。
「aliepad」は、賃貸住宅における入居者の体験価値向上と、不動産管理会社の業務効率化を同時に実現するスマートディスプレイです。スマートホーム機器の統合管理に加え、入居者の生活パターンを学習して最適なデバイス操作を提案する「スマートサジェスト機能」や、各種管理業務を支援する「スマートコンシェルジュ機能」を搭載しています。不動産管理会社における業務プロセスの効率化と、入居者コミュニケーションに対する新たなスタイルを提案します。
また、本製品の提供開始に伴い、製品の機能や利用メリットをお伝えするオンラインセミナーを開催いたします。本プレスリリース下部に詳細がございますので、そちらも合わせてご覧ください。

aliepad(アリーパッド):https://space-core.jp/device/aliepad-a05
◆開発の背景
賃貸住宅市場では、入居者ニーズの多様化に伴い、より質の高い住環境が求められています。スマートホーム技術の導入が進む一方、その活用は入居者の主体的な操作に依存するケースが多く、生活の質を向上させるまでには至っていないという課題がありました。同時に、不動産管理会社にとっては、入居者からの問い合わせ対応、お知らせの周知、物件内見といった多岐にわたる業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化が急務となっています。
これらの市場課題に対し、アクセルラボは、入居者には環境に順応した快適なスマートホーム体験を、管理会社には業務負担の軽減と物件価値の向上を実現するソリューションとして「aliepad(アリーパッド)」を開発しました。
◆スマートディスプレイ「aliepad」について
「aliepad」は、リビングなどの壁面に設置するスマートディスプレイです。生活動線上に配置することで、誰もが直感的にスマートホームデバイスを操作できるユーザーインターフェースを提供します。デバイス操作盤としての機能だけでなく、入居者の生活を予測して提案を行う「スマートサジェスト機能」、管理会社と入居者間のコミュニケーションを円滑化する「スマートコンシェルジュ機能」を搭載しています。住宅の意匠性を維持しながら、先進的なスマートライフと効率的な物件管理を両立させます。
◆「aliepad」の主な特徴と機能
●管理会社向け
管理業務のDXによる効率化とコスト削減

開発中の画面イメージとなりますので、変更になる場合がございます。
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問い合わせ対応業務の削減:
FAQ機能やチャット形式の問い合わせ履歴確認機能(メッセージのやりとりはアプリへ誘導)により、入居者の自己解決を促進します。電話による問い合わせ件数を削減し、管理スタッフの対応負荷を軽減します。
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お知らせ配信業務の効率化:
DM送付や掲示物の作成・設置といったアナログ作業をデジタル化します。一斉配信により情報伝達の効率と確実性を高め、関連コストを削減します。
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物件被害状況の迅速な把握:
災害対応機能により、物件ごとの被害状況を自動で収集・集約します。災害発生時の被害確認作業やオーナーへの報告業務などを円滑化します。
物件の付加価値向上と競争力強化

開発中の画面イメージとなりますので、変更になる場合がございます。
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内見モード(スマートコンシェルジュ):
「SpaceCorePro」の「入居ユーザー管理機能」と連携し、前入居者の退去後、自動で内見モードへ移行します。動画による物件/住宅ブランド/住宅設備の紹介やスマートホームの体験操作などを通じ、内見者への訴求力を高めます。これにより、立地や間取りといった従来型の訴求に加え、住んだ後の便利な暮らしを内見者に具体的に提示し、成約率向上に貢献します。
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デザイン性と導入コストの最適化:
インターホンやセキュリティコントローラーといった複数機器の機能を「aliepad」に集約することで、室内のデザイン性を高めるとともに、個別機器の設置と比較した場合のトータルコストを抑制します。
●入居者向け
提案型スマートホーム体験と利便性向上

開発中の画面イメージとなりますので、変更になる場合がございます。
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スマートサジェスト機能とホームビューエリア表示:
入居者の生活パターンや室内環境、気象情報などを学習し、最適なデバイス操作や情報を「ホームビュー」エリアに提案します。入居者が意識的に操作することなく、快適で安全な室内環境の維持を支援します。これにより、従来型の操作から一歩進んだ、”提案型のスマートホーム体験”を提供します。
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チュートリアルモード:
スマートホームの利用が初めての入居者向けに、操作方法を案内するチュートリアル機能を提供します。機能の認知と活用を促し、スマートホームを入居してすぐに利便性を感じていただけます。
また、aliepadに関する特設WEBページも公開しております。こちらも合わせてご覧ください。
特設WEBページ https://space-core.jp/device/aliepad-a05/
◆今後の展開
当社は、「aliepad」の提供を通じて、賃貸住宅における入居者満足度の向上と不動産管理業務の効率化に貢献します。今後は、さらなる機能拡充や外部サービスとの連携強化を図り、新築賃貸物件の企画や既存物件の管理において不可欠なソリューションとなることを目指します。
◆aliepad提供開始記念、オンラインセミナーのお知らせ

この度の製品提供開始に伴い、スマートディスプレイ「aliepad」の機能と活用例を解説するオンラインセミナーを開催いたします 。本セミナーは、「賃貸経営の『守り(コスト削減)』と『攻め(物件価値向上)』をこの一台で」をテーマに、賃貸管理業務のDX推進と入居者体験の向上に焦点を当てた内容となっております。
セミナーでは、問い合わせ・お知らせ機能による業務効率化、インターホン等の機器集約によるコスト最適化といった「守りのDX」について解説いたします 。加えて、体験型スマートホームやスマートサジェスト機能を用いた入居者満足度向上の「攻めのDX」をご紹介いたします 。
開催日時:2025年7月29日(火)
2025年7月31日(木)
各日2回(13:00~13:40、16:00~16:40)開催
開催方法:Zoomによるオンライン開催
参加費 :無料
本セミナーの詳細は、以下のURLをご覧ください。
https://space-core.jp/seminar/aliepad-seminar-202507/
◆SpaceCorePro(スペースコア・プロ)とは

SpaceCorePro URL:https://space-core.jp/pro/
SpaceCoreスマートホームデバイス一覧 URL:https://space-core.jp/device/
「SpaceCorePro」は、スマートホーム機能・スマート管理機能・リレーション機能の3つを通じて、賃貸物件のバリューアップと業務効率化を同時に実現する集合住宅向けIoTプラットフォームです。入居者は、スマートフォンアプリで家電を操作できる快適な暮らしを実現し、管理者は防犯カメラや顔認証インターホンを活用して、物件の管理効率を高めることができます。さらに、チャットや通知機能などで入居者とのコミュニケーションも円滑に行えます。
これにより、家賃アップや空室対策といった収益面の向上に加え、契約書類管理や鍵管理など、日常業務の省力化・コスト削減にも貢献します。
◆株式会社ACCEL LAB 会社概要
本社 :〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-8-1新宿ビルディング5階
代表者 :代表取締役 小暮 学
設立 :2017年7月
事業 :IoTエンジン「alie+」の企画・開発・運営・提供
スマートホームサービス「SpaceCore」の企画・開発・運営・提供
IoTデバイスの導入支援、設置工事及びテクニカルサポート請負