火曜日, 4月 29, 2025
ホーム調査レポート8割超がリノベーション物件に魅力を感じる不動産会社選択の重視する点は「営業担当者の対応力や信頼性」がトップに

8割超がリノベーション物件に魅力を感じる不動産会社選択の重視する点は「営業担当者の対応力や信頼性」がトップに

〜株式会社リアークスファインド、『リノベーション物件購入に関する意識調査』を発表〜

 「人と不動産のかけ橋に」を企業理念とし、中古マンションの仕入れ営業・商品企画・販売営業を行う株式会社リアークスファインド(本社:東京都新宿区、代表取締役:大人慶太、以下「リアークスファインド」https://www.rearx-find.co.jp/ )は、都心部でリノベーション物件の購入を検討したことがある500人を対象に、リノベーション物件購入に関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。

■調査概要

  • 調査名称:リノベーション物件購入に関する意識調査

  • 調査方法:インターネット調査

  • 調査期間:2024年12月26日〜2025年1月5日

  • 有効回答:都心部でリノベーション物件の購入を検討したことがある500名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

※すべての調査結果のうち、一部の調査結果を公開しております。

■住宅購入時の優先条件、「立地」が59.2%で最重視

 住宅購入の際に重視する条件として、「立地(駅からの距離や周辺環境)」が59.2%で最多となり、職住近接や生活のしやすさが特に重要視されていることが分かります。

・家の広さや間取りが希望通り:59.2%

・価格:51.6%

・間取り・広さ:47.2%

・日当たり・方位:19.6%

・築年数:18.2%

・建物の構造(木造、鉄筋コンクリート造など):17.6%

・周辺の生活環境(スーパー、病院、学校の近さなど):12.4%

・駐車場の有無:6.6%

・セキュリティ設備(オートロック、防犯カメラなど):5.2%

・ペット飼育の可否:4.8%

・デザイン・外観:3.6%

・インターネット環境(光ファイバー対応、無料Wi-Fiなど):2.4%

・キッチン設備(コンロの口数、システムキッチンなど):2.2%

・バス・トイレの設備(別々、追い焚き機能、浴室乾燥機など):1.8%

・その他:1.2%

・わからない/答えられない:1.2%

■リノベーション物件の魅力:「価格が新築より手頃」「デザインの独自性」が高評価

 リノベーション物件の魅力について聞いたところ、「価格が新築より手頃」(46.6%)が最多となり、次いで「利便性の高い立地」(42.0%)、「デザインの独自性」(36.6%)が続きました。これらの結果から、消費者が経済的な負担を軽減しつつ、個性や便利さを追求していることが分かります。

・価格が新築より手頃:46.6%

・利便性の高い立地:42.0%

・デザインの独自性:36.6%

・築年数のわりに状態が良好:33.2%

・リノベーション済みで即入居可能:31.6%

・環境配慮(省エネ性能、持続可能性):28.6%

・周辺の生活利便性が高い:21.8%

・広さや間取りの自由度が高い:19.8%

・購入後に自由にカスタマイズ可能:17.0%

・防犯性や耐震性が高い:16.4%

・リセールバリューが期待できる:12.2%

・ローンや資金調達がスムーズ:8.6%

・地域密着型で安心感がある:6.6%

・コミュニティ形成が期待できるエリア:5.4%

・わからない/答えられない:1.4%

・特にない:1.8%

・その他:0.4%

■8割超がリノベーション物件に魅力を感じると回答

 リノベーション物件について「非常に魅力を感じる」「やや魅力を感じる」と答えた人は合わせて80.6%に達しており、リノベーション物件への関心が高いことが伺えます。

・やや魅力を感じる:58.4%

・非常に魅力を感じる:22.2%

・どちらとも言えない:14.0%

・あまり魅力を感じない:2.8%

・わからない/答えられない:1.4%

・全く魅力を感じない:1.2%

■購入時の不安要因、「アフターサービスの有無」「隠れた不具合の存在」が上位に

 リノベーション物件購入の課題では、「アフターサービスの有無」(47.8%)や「隠れた不具合の存在」(48.4%)が最も多く挙げられました。さらに、「施工の品質」(44.0%)や「法的適合性」(33.8%)といった回答も多く、消費者が購入後のトラブルや品質に対して懸念を抱いていることが分かります。

・隠れた不具合の存在(リノベーション後に見つかる問題への不安):48.4%

・アフターサービスの有無(保証やサポート体制への懸念):47.8%

・施工の品質(仕上がりや耐久性に対する不安):44.0%

・法的適合性(建築基準法や耐震基準への適合性):33.8%

・資産価値の維持(リセールバリューや市場価値の変動への不安):33.2%

・追加費用の発生(予期せぬ修繕やメンテナンス費用のリスク):25.0%

・リノベーション履歴の不明確さ(過去の工事内容が不明な場合):23.8%

・管理組合や近隣住民との関係(マンションの場合の懸念):18.4%

・周辺環境の変化(地域の変化や再開発による影響への懸念):17.0%

・住宅ローンの審査(リノベーション物件特有の融資条件の心配):15.2%

・その他:0.8%

・特にない:2.0%

・わからない/答えられない:2.0%

■比較検討した住宅タイプ、「新築マンション」が45.6%でトップ

 過去に住宅購入を検討した際に検討した物件は、「新築マンション」(45.6%)が最多となり、次いで「新築一戸建て」(43.2%)や「中古マンション」(40.0%)が挙げられました。 
 多くの消費者が新築物件を第一候補に考える一方で、中古やリノベーション物件も比較検討の対象となっていることが分かります。また、「土地を購入して注文住宅」(12.0%)の割合も一定数あり、消費者の多様な価値観が反映されています。一方、「リノベーション済みマンション」(22.4%)や「リノベーション済み一戸建て」(21.4%)といった選択肢も挙げられており、リノベーション物件への関心が高まっている様子が伺えます。

・新築マンション:45.6%

・新築一戸建て:43.2%

・中古マンション:40.0%

・中古一戸建て:34.6%

・リノベーション済みマンション:22.4%

・リノベーション済み一戸建て:21.4%

・土地を購入して注文住宅:12.0%

・その他:0.2%

・特にない:6.2%

■不動産会社選択の重視点、「営業担当者の対応力や信頼性」が約6割

 不動産会社を選定するにあたって、「営業担当者の対応力や信頼性」(59.6%)が最も多く挙げられました。次いで「アフターサービスやサポート体制」(47.4%)、「提供物件の豊富さや質」(45.6%)が続きました。

 また、「価格交渉の柔軟性」(42.8%)や「口コミや評判の良さ」(31.0%)といった意見も挙げられ、不動産会社の総合的な信頼感が重要視されていることが伺えます。

・営業担当者の対応力や信頼性:59.6%

・アフターサービスやサポート体制:47.4%

・提供物件の豊富さや質:45.6%

・価格交渉の柔軟性:42.8%

・口コミや評判の良さ:31.0%

・資金計画やローンに関するサポート:18.4%

・そもそも不動産会社を選択していない:2.4%

・その他:0.8%

・わからない/答えられない:2.4%

■不動産会社選択の決め手、「担当者が親身に対応」が約3割

 不動産会社を1つに絞り込む上での決め手では、「担当者が親身に対応してくれた」(27.1%)が最多でした。次いで「希望条件に合う物件を紹介してくれた」(20.8%)、「他社よりも価格が魅力的だった」(18.1%)が続きました。

 不動産会社選びにおいて、価格面だけでなく、顧客一人ひとりの要望に寄り添った対応が重要になってくることが伺えます。

・担当者が親身に対応してくれた:27.1%

・希望条件に合う物件を紹介してくれた:20.8%

・他社よりも価格が魅力的だった:18.1%

・契約や手続きがスムーズだった:17.0%

・アフターフォローが充実していた:10.9%

・口コミや知人の紹介が良かった:1.5%

・その他:0.2%

・特にない:4.4%

■理想的なリノベーション物件の条件、「新築より手頃な価格」が65.2%

 理想的なリノベーション物件の条件として、「価格が新築より手頃である」(65.2%)が最多となり、次いで「築年数が古くても状態が良好である」(51.2%)が挙げられました。消費者は価格面での負担軽減を求めつつ、物件の状態が良好であることを重視していることが分かります。

・価格が新築よりも手頃である:65.2%

・築年数が古くても状態が良好である:51.2%

・デザインが独自性に優れている:31.6%

・リセールバリュー(売却時の価値)が期待できる:20.2%

・その他:0.6%

・わからない/答えられない:3.4%

■理想的なリノベーション物件に、「デザインだけでなく使い勝手も良いもの」や「断熱や防犯の性能がアップデートされている」など

 理想的なリノベーション物件について自由回答で意見を求めたところ、リノベーション物件に対する消費者の期待がデザイン性だけでなく、実際の暮らしやすさや機能性、さらには安全性や環境との調和などの声が挙がりました。特に「断熱性能」や「防犯性能」についての言及は、住まいの快適さや安心感を求める現代の消費者心理を反映しています。

■まとめ

 近年、少子高齢化や人口減少を背景に、日本の住宅市場は多様化の様相を見せています。今回の調査(n=500)では、住まい選びにおける現代の消費者ニーズと課題が明らかになりました。リノベーション物件の魅力として「価格が新築より手頃」(46.6%)や「デザインの独自性」(36.6%)が高く評価されました。これらは、経済性や個性を重視する現代の消費者ニーズを反映していることが分かります。

 一方で、不安要因として「アフターサービスの有無」(47.8%)や「隠れた不具合」(48.4%)が挙げられ、購入を躊躇する声も目立ちました。この背景には、住宅購入が人生最大の投資となる中、特にリノベーション物件への印象として購入における「安心感」や「信頼性」を求める意識が高まっていることが伺えます。

 さらに、理想のリノベーション物件の条件では「価格が新築より手頃である」(65.2%)や「築年数が古くても状態が良好」(51.2%)が支持され、コストパフォーマンスと安心感が重視される傾向が明らかになりました。

 今回の調査では、リノベーション物件は価格面やデザイン性で注目を集める一方、アフターサービスや施工品質への不安が課題として浮かび上がり、「営業担当者の対応や信頼性」が特に重視されていることがわかりました。また、立地や広さ、地域コミュニティの重要性が示され、住まいが単なる「購入物」ではなく、生活全体を支える基盤として選ばれていることが分かります。これからの住宅市場には、こうした多様なニーズに応え、安心して暮らせる住環境の提供が求められているといえるでしょう。


■調査結果に対する担当者コメント

リアークスファインド 経営管理部 竹本  新

2015年株式会社リアークスファインドに入社。

経理、財務、経営企画の業務に従事。主な業務は経営戦略の策定、予算管理、新規事業の検討、資金調達等。2024年から商品企画、ブランド戦略策定のプロジェクトをリード。2021年グロービス経営大学院にてMBAを取得。

リアークスファインドは、リノベーション市場のニーズを商品開発に反映させるため、インターネット調査を実施いたしました。調査結果では、リノベーション物件に対する高い関心が浮き彫りになりました。しかし一方で、『アフターサービスの有無』や『隠れた不具合の存在』といった不安要因が依然として重要な課題であることも確認できました。これらの懸念を払拭するため、私たちは引き続き透明性を重視し、安心してご購入いただける環境を整えてまいります。
また、不動産会社選びにおいて『営業担当者の対応力や信頼性』が重視されている点は、お客様との信頼関係を大切にする私たちにとって、非常に励みになる結果です。現在は商品のブランド化を進めておりますが、今後も定期的に市場調査と実際のお客様の声を集め、いただいたご意見をもとに、お客様の期待を超えるより良い商品・サービスを提供できるよう今後も一層の挑戦と工夫を重ねてまいります。

コーポレートサイト:https://www.rearx-find.co.jp/ 


■リアークスファインドについて

 リアークスファインドは、「人と不動産のかけ橋」という理念をもとに、関東1都3県を中心に、不動産商品の仕入れ営業・商品企画・販売営業・アフターサービスと、不動産業の入口から出口まで一気通貫したビジネスを展開しています。また、マンションの管理状況を診断する「マンション管理診断」、建物の点検、清掃、巡回などの報告作業をスマートフォンとパソコンで簡単に行える「シンプル点検帳」、などのサービスを提供。2024年6月期の売上高は、過去最高の60億円を達成しました。

コーポレートサイト:https://www.rearx-find.co.jp/ 


■会社概要

会社名:株式会社リアークスファインド

代表者:代表取締役 大人慶太

設 立:2013年2月5日

資本金:1億円

所在地:東京都新宿区西新宿七丁目7番30号 小田急西新宿 O-PLACE 6階

コーポレートサイト:https://www.rearx-find.co.jp/

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