リフォームを依頼する側もされる側もうれしい「新しい仕組み」を当たり前に
『職人に直接頼めるリフォームのマッチングサイトEUSER』を運営する株式会社エンドユーザー（本社：埼玉県熊谷市、代表取締役：渡邉 佳津子 以下当社）は、2025年1月29日（水）に、政令指定都市であるさいたま市と空き家問題解決に向けた「空き家等対策の推進に係る連携協定書（以下本協定）」を締結しました。
当社とさいたま市は本協定締結後、住宅・店舗のリフォームや空き家の利活用の知識がない市民、プラットフォームの使用等が苦手な職人に伴走し、シェアリングエコノミーを通じたサポートを実施することにより、地域経済の発展に貢献しながら、さいたま市内の空き家の予防・解消を実現することで社会問題の解決を目指していきます。
■連携の背景：自治体と共に「空き家増加」の社会課題に本気で向き合う
近年、空き家の増加が社会課題となっており、総務省が2024年4月30日に発表した住宅・土地統計調査の速報集計結果（※1）によると、全国の空き家数は900万件、空き家率は13.8％と過去最高の水準となっています。埼玉県では、多くの住宅がリフォーム適正時期にあり、今後の空き家率の増加が懸念されています。
本協定を締結することで、当社とさいたま市の双方が有する知的・人的・物的資源を協働で活用しながら、空き家の利活用、地域経済の発展、地域活性化などの諸分野において、連携・協力して取り組むことにより、活力ある地域社会の形成に寄与し社会課題の解決を目指します。
また、本協定による成功事例を他の自治体へ情報提供を行い、バンドワゴン現象を起こし、全国的な社会的課題解決のロールモデルとなることを目指します。
（※1）総務省「住宅・土地統計調査」
■連携の内容：自治体×スタートアップ企業の連携協定が生む「空き家の予防・解消」と地域活性
さいたま市が実施する空き家等対策政策に、当社が持つサービスやノウハウを提供します。
本協定締結後の取り組みとして、さいたま市と協力し、住宅や空き家、店舗の所有者やリフォームを行う地域の職人に向けたセミナーをさいたま市内で開催します。
このセミナーでは、既に空き家となっている又は空き家になりそうな家屋や店舗などをリフォームして利活用する方法等を提示します。また空き家等の所有者とリフォームを行う地域の職人をマッチングすることで、職人価格によるリフォームを提案し、リフォームの幅を広げます。
さらに、当社が運営する『職人に直接頼めるリフォームのマッチングサイトEUSER』（以下、「EUSER」という。）をさいたま市と協力して広報します。
「EUSER」はリフォーム会社や管理会社を通さずに、リフォーム工事を直接職人に依頼できるプラットフォームで、特許技術（※）を取得した日本初の仕組みを導入しています。
これらの取り組みにより、リフォーム工事の多重下請けの排除、職人の隙間時間の活用を図ります。また高額な費用によりリフォームをあきらめていた住宅や店舗、空き家の所有者が、地域の職人に直接依頼する場を創出することで、リフォームを促し、にぎわい創出、地域経済の活性化、空き家等の社会問題の解決を実現していきます。
URL：https://e-user.jp
（※）特許番号7297111
■さいたま市について
さいたま市は、埼玉県の南東部に位置する県庁所在地です。
古くは中山道の宿場町として発達してきた歴史を持ち、現在は東北・上越など新幹線6路線を始め、ＪＲ各線や私鉄線が結節する東日本の交通の要衝となっています。
本市は、平成13年5月に旧浦和・大宮・与野の3市合併により誕生し、平成15年4月1日には全国で13番目の政令指定都市へと移行しました。
さらに、平成17年4月1日の旧岩槻市との合併を経て、関東圏域を牽引する中核都市として、さらなる発展を目指して行きます。
さいたま市長：清水 勇人氏 コメント
このたび、株式会社エンドユーザー様と、空き家等対策の推進に係る連携協定を締結できたことを、大変嬉しく思っております。
人口１３０万人を抱えるさいたま市も、将来的には、高齢化や人口減少により、空き家の増加が懸念されており、今からしっかりと対策をしていくことが重要と考えております。
この協定を契機とし、株式会社エンドユーザー様の持つ知見を活用することにより、空き家の発生予防や空き家のリフォームによる地域活性化が進み、安心・安全な住環境の維持に繋がるものと期待しております。
公益財団法人埼玉県産業振興公社主催のビジネスコンテスト「彩の国ベンチャーマーケット」で特別賞を受賞
「彩の国ベンチャーマーケット」とは、独創的なアイデア、技術、製品、サービス等を有し、既に事業を行っている、または、これから事業を行うための明確なビジネスプランを有し、SDGs推進や社会課題の解決に貢献する事業を展開している企業を対象にしたビジネスコンテストで「EUSER」がノミネートされ特別賞を受賞しました。
2025年1月22、23日にさいたまスーパーアリーナで金融機関、ベンチャーキャピタル、支援機関、一般企業等に向けて投融資募集や業務提携相手募集、販路開拓などを目的としたプレゼンテーションや展示等を行う県内最大のビジネスマッチング「彩の国ビジネスアリーナ」に受賞社として登壇およびブースの出展を行いました。
■株式会社エンドユーザーについて
当社は、『時間と情報を有効に活用し、持続可能で豊かな生活を支える』スタートアップです。情報の可視化と透明性を追求し、選択肢を広げることで、情報格差を解消。さらに、コスパとタイパの向上を実現し、すべての人に効率的で豊かな未来を提供します。
代表取締役：渡邉 佳津子 コメント
当社が運営している、職人に直接頼めるリフォームのマッチングサイト「EUSER」を通じて、リフォーム適齢住宅が全国的に70％を超える中、社会問題となっている空き家問題を自治体との連携で解決することが非常に重要だと考えています。
このたび、さいたま市と連携協定を締結できることを大変光栄に思い、未来に繋がる空き家の利活用の推進と地域課題の解決に向けて貢献してまいります。
重ねて、「彩の国ベンチャーマーケット」での受賞を励みとして、リフォームの新しい当たり前を広げていくと共に選択肢を提供し、情報格差をなくしたサービスを全国に展開できるよう邁進します。
【会社概要】
社名：株式会社エンドユーザー
本社所在地：〒360-0037 埼⽟県熊⾕市筑波3丁⽬154宝島ビル4階
代表取締役：渡邉 佳津⼦
設立：2020年12⽉
事業内容：EUSERの運営・企画・開発
URL：https://enduser.jp
