チームをつくり、身近な人や地域に寄り添いながら活動する講師が集結!福祉、パーマカルチャー、シェアハウス、ファイナンス、商店街、広場活用、本、宿など様々なテーマの場づくりを学べます。
株式会社まめくらしは、12期目となる「大家の学校」の受講生を募集します。2016年に開始し、9年間で累計297名の受講生、89名の講師を迎えてきました。今回も、これまでに様々な場でつながってきた方々を講師としてお招きし、学びの場を開きます。12期の開催期間は2025年4月13日(日)〜2025年12月14日(日)。申し込み締め切りは4月30日(水)で、お得に受講できる早割は1月31日(金)までです。会場受講とオンライン受講が選べるので、全国どこからでも参加可能です。
「大家の学校」とは、家やお店、オフィスなどの場やまちのあり方を一緒に学び、考えていくスクールでありプラットフォームです。近年、社会的に様々な変化が起こり、この先も予測し得ない不安や焦りを感じている方も多いと思います。私たちは、これからの新しい暮らし方や環境、価値観を模索し、“みんな”ではなく、一人ひとりにあった事業やサービス、関わり合いを育んでいく時代へ移行していく過渡期にいます。そんな中だからこそ、効率や生産性の高さに囚われず、丁寧に熱意を持って個性ある新しい価値を生み出している人を講師として招き、受講生同士刺激を与え合いながら、自らが答えをつくり出していけるように学びを深めていきます。
校長を務めるのは、青豆ハウス、高円寺アパートメントなどコミュニティの価値で選ばれる賃貸住宅を企画・運営し、南池袋公園・グリーン大通りを舞台に、リビングのように居心地の良い「まちなかリビング」を育むIKEBUKURO LIVING LOOP(グッドデザイン賞2024にて、ベスト100とグッドフォーカス賞 [地域社会デザイン]をW受賞)などにも取り組む株式会社まめくらし代表 青木純。会場は、内装建材や家具パーツなどを販売するtoolboxのショールームがある建物の地下1階にて開催。全8回の講義には、各分野のプロフェッショナルたち15人が、実践をもとに物件やまちの課題解決の手法をレクチャーします。
【大家の学校の5つの特徴】
1.ここでしか聞けない講師のレクチャー
大家の学校の講師陣は、大家業をしている人もいれば、飲食店や公共空間の運営者、建築や不動産に関わる方々など、“場”に関わる人たち。それぞれが、5年、10年かけて自分たちなりに築き上げてきた経験を凝縮した場づくりの手法をレクチャーします。12期は1期の卒業生も講師として登壇します。大家の学校で得た学びを自身の物件や取り組みに活かし、どのような場を育んでいるのか、受講生の皆さんの少し未来を歩く方々からもレクチャーいただきます。
カリキュラム・講師詳細
●2025年4月13日(日) 開校式『パブリックライフ 人とまちが育つ共同住宅・飲食店・公園・ストリート』
株式会社まめくらし 青木純(大家の学校 校長)
株式会社まめくらし 宮田サラ
●2025年5月11日(日) 『たくさんの人生に寄り添う大家という職能』
多世代型介護付きシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」 首藤義敬氏
特定非営利活動法人 サンカクシャ 代表理事 荒井佑介氏
●2025年6月8日(日)『未来を共創するコンセプトメイキング』
株式会社ReBuilding Center JAPAN 代表取締役 東野唯史氏
設計事務所ノウサクジュンペイアーキテクツ 代表 能作淳平氏
●2025年6月28日(土)・29日(日)諏訪合宿(任意参加)
2限講師の東野唯史さんの「ReBuilding Center」がある諏訪に一泊二日の合宿に行きます。
東野さんが空間デザインを手掛けられた場所を訪問しながら、東野さんの講義を復習します。
●2025年8月24日(日)『地主2.0 等身大で地域を耕す未来の大家』
有限会社ミフミ 渋谷洋平氏・渋谷純平氏
ちっちゃい辻堂 大家/株式会社 五兵衛 代表取締役/一般社団法人EdiblePark湘南 代表理事
石井光氏
●2025年9月14日(日)『暮らしの安心と楽しみを育むネイバーフッドデザイン』
まち暮らし不動産 株式会社エヌキューテンゴ 代表 齊藤志野歩氏
合同会社本庄デパートメント 共同代表/株式会社n角形 取締役 大橋千賀耶氏
●2025年10月12日(日)『ロマンとソロバンを両立する不動産プランニング』
ホビー不動産/株式会社irregular 代表取締役 室田啓介氏
株式会社アラウンドアーキテクチャー 代表取締役/建築メディエイター 佐竹雄太氏
●2025年11月9日(日)『暮らしを楽しみたい人に届ける編集術』
株式会社マイキー ディレクター/HELLO GARDEN・西千葉工作室 代表 西山芽衣氏
真鶴出版 代表/雑誌『日常』編集長 川口瞬氏
●2025年12月14日(日) 閉校式『クロージングセッション』
株式会社まめくらし 青木純(大家の学校 校長)
2.自身の課題を明確にし、解決へ進めるプロセス
受講生には、受講前・受講中・卒業後の3つのタイミングで、自身の物件のエリアの分析や課題の整理に取り組んでいただたり、学んだ内容がプロジェクトにどのように活かせそうか振り返る面談を行ったりしています。沢山の濃厚な情報に触れるため、インプットした内容から気づきを見出し、それをご自身の取り組みに繋げていけるような機会も設けています。
3.講師も受講生も関わり合う「コミュニティ」
各講義までに、講師が携わった場所を体感する「予習」を受講生たちが自発的に行っています。賃貸住宅やカフェなど、実際に場を体験したり、人に会ったり、場所によっては講師や場の運営者に案内してもらうことも。予習の道中には、受講生同士で自分たちの取り組みを話し、課題の共有をして、問題に一緒に向き合う仲間としての関係性を育んでいます。
また、地方からも受講生が集まるため、卒業後は全国各地に同志と呼べる仲間が生まれます。これまでの卒業生累計297名の方々は、卒業後も切磋琢磨し合いながら繋がりが続き、時には受講生が活動する地域を訪れて、学び合うこともあります。
4.受講後のフォローアップ
卒業生には、それぞれの取り組みに対して青木純がフォローアップする特典が。事業や運営についての具体的な相談が1回まで可能です。その後はオプション(有料)で、現地に出向いたり、まめくらしによるサポートなどもあります。
5.受講生の声
●受講のきっかけ
「実家の不動産を引継ぎ今後経営をしていくが、古くなった物件をどのように活用したらいいか、いろんなアイディアや意見に触れたい」
「まちづくりや地域の人の繋がりに興味があり、老若男女ごちゃまぜで住める賃貸住宅の大家さんになりたいという想いがあるから」
「地域貢献できるような土地活用をしたいと考えていたから」
「人生にとって価値のある学びと仲間に出会えるから」
「実践者の生の声を聞いて、自分の取り組みに活かしたかったから」
●受講して感じたこと、良かったこと
「人間力とバイタリティー溢れる講師の方々の生の声は、勇気と活力になった」
「大家さんはまちに対して、こんなにも多様な関わり方があるのかという驚きと、新しい発見があった」
「住宅は与えられるものではなく、自分たちで作り出していくものだということが、実際の取り組みを通して伝わってきて、住宅の未来を変えて行く可能性を感じた」
「他職種交流が本当に楽しかった」
「講義前の予習や、講義後の懇親会などを通し、色々な方と知り合えたことにとても満足している」
●卒業後の変化
「想いを持った大家さんに出会えて、胸を張って大家だと言えるようになった」
「これまでまったく考えていなかったような大家としての姿勢を確立できつつある」
「漠然と“コミュニティをつくりたい”と思っていたことがより具体的になった」
「人とつながりながら暮らす家に住みたいという想いから受講し、講師の取り組みを見る中で、自分で作ろうと決意でき、実際に物件を購入して企画・設計の段階まで進めることができた」
「無理かな?ではなく、まずできることからやってみる。やってみてから考えていくのでいいか!ときっぱり思えるようになった」
〈大家の学校 スケジュール〉
●日程
2025年4月13日(日)〜2025年12月14日(日)
(日曜開催、全8回[6講義+開校式・閉校式])
●時間
14:30〜17:30
●場所
〒161-0033 東京都新宿区下落合3丁目14−16 目白センタ B1F
(1階にtoolboxショールームがある建物です)
●料金
受講料(全講義):198,000円(税込)
卒業生スペシャルコース:143,000円(税込)
学割コース:143,000円(税込)
単科受講:37,800円/1講義(税込)
※各コースはオンラインでも受講可能です。
※別途、集中ゼミナールという講座も受講可能(詳細は下部)
※集中ゼミナールと合わせて受講する『地方パック』もご用意(若干名、定員になり次第終了)
地方パック(開校式+1限+6限+閉校式+集中ゼミナール):132,000円(税込)
●募集定員
35名程度
●カリキュラム
下記のサイトをご覧ください。
https://mamekurashi.com/oyanogakkou/
●申込みフォーム
以下のフォームより必要事項を記入してお申込みください。
https://forms.gle/JLcjgwhzNUcS3Mr9A
(2025年4月30日(水)締切)【早割は1月31日(金)まで】
〈単科受講お申込み〉
https://peatix.com/group/43408/events
●運営・企画
株式会社まめくらし
【事業計画に特化した講座「集中ゼミナール」】
初回は視察と現地でのレクチャーによるインプットを行い、2回目からはオンラインにて受講生自身の事業のアウトプットに対するブラッシュアップを重ねていく、事業計画に特化した特別講座「集中ゼミナール」を開催します。先着6名の少人数制の講座です。講師は、大家の学校 校長の青木純。そして、古い建物を新たな価値ある場に再生し、住まい手の愛着や地域のつながりを育んでいる、株式会社アンディート代表取締役の安藤勝信氏が務めます。初回の視察では、安藤氏が拠点とする世田谷・経堂などでの視察を行います。限られた少数のメンバーによる特別な講座なので、オープンな場では話せないリアルな裏話なども含めてお話しします。気軽に講師への相談も可能です。自身の取り組みのコンセプトや強みを明確にし、事業計画を立てられるようになったり、建築家や不動産などの専門家からの提案を読み解く力を高めます。
〈集中ゼミナール詳細〉
●日程
2025年5月17日(土)、6月11日(水)、7月2日(水)、8月27日(水)、10月1日(水)
●時間
1回目 13:00〜21:00(視察、レクチャー、受講生自身の事業についてのプレゼン、懇親会)
2〜5回目 19:00〜21:30(予定)
●場所
1回目(5月17日)は世田谷区経堂〜大蔵他にて開催(現地参加必須)
2〜4回目(6月11日、7月2日、8月27日)はオンライン
5回目(10月1日)は以下の会場で開催(オンライン参加も可能)
〒161-0033 東京都新宿区下落合3丁目14−16 目白センタ B1F
(1階にtoolboxショールームがある建物です)
●料金
77,000円(税込)
●募集定員
6名
●申込みフォーム
以下のフォームより必要事項を記入してお申込みください。
https://forms.gle/3MbwQWhcz5FkHpLdA
(定員に達し次第終了)
※12期受講生限定の講座ですが、卒業生はゼミナールのみの受講も可能です