千葉県の “借りて住みたい街” 1位は「柏」、 “買って住みたい街” 1位は「八街」栃木県の “借りて”&“買って”住みたい街 1位は「宇都宮」に
事業を通して社会課題解決に取り組む、株式会社LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:伊東祐司、東証プライム:2120)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」は、6月15日の千葉県、栃木県の「県民の日」にちなみ2023年における実際の問合せ数からユーザーの「本気」で住みたい街を算出した、住まい探しの「いま」が分かるランキング「2024年 LIFULL HOME'S みんなが探した!住みたい街ランキング」の千葉県版、栃木県版をそれぞれ発表します。
6月15日は千葉県、栃木県両県の県民の日です。栃木県は1873年に旧栃木県と宇都宮県が、千葉県も同じく1873年に木更津県と印旛県が、それぞれ合併した日を記念して制定されました。今回はそれにちなんで、LIFULL HOME'Sで初めての県別「住みたい街ランキング」を公表します。千葉県は首都圏版※1で既出ですが千葉県単独版は初めてです。※1千葉県を含む首都圏版(1都3県)「2024年 LIFULL HOME'S みんなが探した!住みたい街ランキング」https://www.homes.co.jp/cont/s_ranking/shutoken/
千葉県版「2024年 LIFULL HOME'S みんなが探した!借りて住みたい街ランキング」
■千葉県の借りて住みたい街は 「柏」が3年連続の1位を堅持!「浦安」が初のTOP3入り
千葉県の「借りて住みたい街」ランキングは「柏」が1位で、2022年、2023年の首都圏版のランキングからも3年連続で1位という結果でした。2位は3年連続で「千葉」です。複数路線利用が可能な千葉県の交通の要所であり、駅ビルや周辺も賑わいがある人気の街です。3位は1ランクアップした「浦安」が今回初めてTOP3入り。これまでTOP3には「船橋」が入っていましたが、順位入れ替わり新しい顔ぶれとなりました。
千葉県は、「借りて住みたい街」TOP3以下、いずれも東京方面へのアクセスが良好で、通勤&通学に便利な駅が上位を占めました。コロナ後にテレワークやオンライン授業が漸減していることから、毎日通勤&通学する前提で賃料が予算内であること=コスパとタイパを重視してユーザーが住むエリアを探していることが明らかです。7位にJR内房線「五井」が4ランクアップし、今回初めてTOP10入りしました。これまでも首都圏版ランキングでは100位以内、千葉県版でも上位入っている駅でした。今回のランクアップは、ショッピングセンターや家電量販店が集積しており、コロナ明けに就労者が増えていることに起因します。地元での雇用が安定拡大し、東京方面以外でも居住ニーズが活性化する好例です。4位「船橋」、5位「西船橋」は複数路線が利用できる交通利便性の高さだけでなく、ショッピングセンターなど賑わいがある生活利便性が高い人気の街として今回も上位に入りました。6位「市川」は、東京都側から江戸川を越えた1駅目で”ほぼ東京”と例えられる駅の1つです。JR総武線快速を使えば、「東京」まで18分程度でアクセスできることもポイントです。
TOP10のうち6駅は総武線沿線です。総武線は東京を東西に貫いて千葉市内から三鷹市までを繋ぎ、ダイレクトに都心へ乗り入れ、ターミナル駅である「新宿」「秋葉原」を通っています。近年の物価高騰に伴って東京都内の賃料水準が上昇するなか、都内よりも物価や賃料が安価で、コストパフォーマンスの良い街が賃貸ユーザーから強い支持を集めています。駅周辺にはコンパクトに生活利便施設や飲食店などが集積しており、生活するための諸条件がバランスよく整っています。
千葉県版「2024年 LIFULL HOME'S みんなが探した!買って住みたい街ランキング」
■千葉県の買って住みたい街は「八街」が3年連続の1位を堅持!「浦安」が初のTOP3入り
千葉県の「買って住みたい街」ランキングは「八街」が1位、2022年、2023年の首都圏版のランキングからも3年連続で1位となりました。2位は「千葉」、3位には昨年から2ランクアップした「借りて住みたい街」1位の「柏」が入りました。4位以下では5駅がランクアップしTOP10内の顔ぶれが大きく変化しました。
2位「千葉」と3位「柏」は東京のベッドタウンですが、5位「大網」、6位「東金」、8位「茂原」など、千葉県内でも郊外の駅が上位に進出していて、買って住みたいニーズの“郊外化”が目立つ結果となりました。これはテレワークが子育て世代に強く推奨されていることもあり、仕事と育児の両立を実現するためにオンとオフを自宅で過ごすことを選択している家計が確実に増えていることを示しています。円安や人件費の高騰によって住宅価格は上昇の一途ですから、より安価に購入可能な郊外方面での住宅取得を検討しているユーザーが増えています。またTOP10では6駅がランクアップした一方、借りて住みたい街ランキングでも上位だった「松戸」(前回7位→今回11位)、「津田沼」(前回10位→今回12位)がTOP10圏外となりました。
栃木県版「2024年 LIFULL HOME'S みんなが探した!借りて住みたい街ランキング」
■栃木県の借りて住みたい街は1位「宇都宮」、2位以下に大差。
栃木県の「借りて住みたい街」1位は「宇都宮」、2位「小山」、3位「東武宇都宮」となりました。「宇都宮」と「東武宇都宮」は約2㎞の距離があってもちろん同一の駅ではありませんが、その間のエリアが宇都宮市内で最も人が集まり賑わいもあり、賃貸住宅も多いエリアですから、問合せ数も必然的に多くなるため、順当な結果であると言えます。2位に割って入った「小山」は栃木県南部に位置し埼玉県・茨城県に隣接していて交通利便性が良好であり、県内では宇都宮市に次ぐ規模を有していて、生活利便施設も整っていることから賃貸居住の条件がバランス良く整っている駅・エリアであると言えます。
以下、4位「西那須野」、5位「雀宮」、7位「石橋」などJR東北本線各駅での問合せ数が多く、仕事や余暇で効率良く移動することを前提に、東京方面直通の交通利便性が重視される傾向が明らかです。
千葉県版「2024年 LIFULL HOME'S みんなが探した!買って住みたい街ランキング」
■栃木県の買って住みたい街は1位「宇都宮」、TOP10は宇都宮市と小山市の駅が並ぶ
栃木県の「買って住みたい街」は、1位「宇都宮」、2位「東武宇都宮」、3位「小山」と借りて住みたい街と顔ぶれが同じになりました。宇都宮市も小山市も県内1,2の市街地を形成し、新幹線停車駅でもあることから、首都圏からの流入が継続しています。なかでも35歳以上のファミリー層の移動人口が転入超過となっていて、新たなベッドタウンとして注目され始めています。また、「東武宇都宮」は昨夏に開業したLRTの延伸エリアに含まれるため周辺エリアへの期待が高まります。4位「足利」、5位「佐野」とJR両毛線の駅もランクインしており、群馬県方面へのアクセスの良さも居住ニーズの顕在化に寄与しています。
調査概要
期間:2023年1月1日 ~ 2023年12月31日
対象:LIFULL HOME'Sユーザー
集計:LIFULL HOME'Sに掲載された千葉県、栃木県の賃貸物件・購入物件のうち、実際の問合せ数を駅別に集計
分析:LIFULL HOME'S 総研
グラフ概要
1位との比較:ランキング1位の問合せ件数を100とした時の、問合せ件数の比率
平均家賃(借りて):問合せのあった賃貸物件(1LDK)の中央値を40㎡あたりに換算
平均価格(買って):問合せのあった購入物件の中央値を60㎡あたりに換算
掲載件数が一定に達しなかったものは「―」表示
LIFULL HOME'S について(URL:https://www.homes.co.jp/)
LIFULL HOME'Sは、「叶えたい!が見えてくる。」をコンセプトに掲げる不動産・住宅情報サービスです。賃貸、一戸建て・マンションの購入、注文住宅から住まいの売却まで。物件や住まい探しに役立つ情報を、一人ひとりに寄り添い最適な形で提供することで、本当に叶えたい希望に気づき、新たな暮らしの可能性を広げるお手伝いをします。
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株式会社LIFULLについて (東証プライム:2120、URL:https://lifull.com/)
LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、個人が抱える課題から、その先にある世の中の課題まで、安心と喜びをさまたげる社会課題を、事業を通して解決していくことを目指すソーシャルエンタープライズです。現在はグループとして世界63ヶ国でサービスを提供しており、主要サービスである不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」をはじめ、空き家の再生を軸とした「LIFULL 地方創生」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL 介護」など、この世界の一人ひとりの暮らし・人生が安心と喜びで満たされる社会の実現を目指し、さまざまな領域に事業拡大しています。