金曜日, 11月 22, 2024
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「JR東日本不動産株式会社」の設立について~ 不動産事業の領域拡大と回転型ビジネスの加速 ~

〇JR東日本は、2024年7月1日に「JR東日本不動産株式会社(以下「新会社」)」を設立します。

〇新会社は、JR東日本グループの「成長のエンジン」として、JR東日本グループの社有地開発やマチナカの不動産の取得・開発を行い、不動産事業の領域拡大と回転型ビジネスの加速を図ります。

〇JR東日本グループは、この取り組みを通じて、お客さまとの接点を増やし、Suicaを中心とした多様な
サービスを提供することで、すべてのヒトの心豊かな生活の実現を目指します。

1.会社概要

2.新会社の事業を通じたJR東日本グループの成長

 JR東日本グループでは、これまで「駅を中心としたまちづくり」を行ってきましたが、今後10年間、品川・新宿・東京をはじめとした山手線を中心に東京圏のネットワークの結節点へ戦略的に投資を行います。

 これに加えて、新会社が東京圏や地方において、JR東日本グループの社有地開発のスピードアップや、新たにマチナカの不動産の取得・開発を行うことで、不動産事業の領域拡大を図ります。これらの実現に向けて、専門性を有する人材の確保や外部企業との連携を行います。なお、2027年度までに社有地の開発とマチナカの不動産の取得を合わせて1,000億円規模の投資を計画しています。

(1)JR東日本グループの社有地開発

 地域特性に合わせ、社有地の開発を行い、JR東日本グループの持つポテンシャルを最大限引き出し、魅力あるまちづくりを進めます。

(2)マチナカの不動産の取得・開発

 駅周辺部のオフィス・商業・ホテル・住宅などのマチナカの不動産取得・開発を行い、「駅を中心としたまちづくり」の範囲を広げます。さらにJR東日本グループとお客さまの接点を増やすため駅周辺部に限らない立地や物流施設などのさまざまなアセットタイプの不動産取得・開発にもチャレンジします。

 新会社は、不動産の価値向上を図るとともに、JR東日本不動産投資顧問株式会社の組成するファンドなどに売却し、獲得した資金をJR東日本グループは成長分野へ再投資します。これまでのJR東日本グループにおける不動産事業の回転型ビジネスモデルに新会社の機能を加えることで、回転型ビジネスを加速していきます。

 JR東日本グループは、この取り組みを通じて、お客さまとの接点を増やし、Suicaを中心とした多様なサービスを提供します。さらにSuica経済圏を広げることで、お客さま一人一人に応じた日常・非日常の「体験価値(ライフ・バリュー)」を創造し、すべてのヒトの心豊かな生活の実現を目指します。

不動産事業の領域拡大による多様なサービスの提供不動産事業の領域拡大による多様なサービスの提供

JR東日本グループにおける不動産の回転型ビジネスモデルJR東日本グループにおける不動産の回転型ビジネスモデル

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