2011年の発足当初からテレワークを取り入れていたゼロリノベは、2020年突如巻き起こったコロナ禍においても業績は好調。2021年5月期の決算では前期比139.4%の売上高となりました。
「自由」を掲げ、発足以来10年間テレワークで成長し続けるゼロリノベの働き方をご紹介します。
▼ゼロリノベの発足
創業者の鰭沼自身、幼少期から「自由でありたい」「縛られたくない」という思いがありました。そんな思いを抱きながら大学卒業後に就職したとある銀行で、法人取引や住宅ローンを担当。
返済に行き詰まる大人の「不自由になる瞬間」を目の当たりにしたことで自身の自由願望に加え「周りの人にも自由であってほしい」という思いが増し、自由な働き方が叶う場所としてゼロリノベを発足しました。
▼10年前にテレワークを導入した背景
鰭沼の「自身と周囲の人の自由願望」は、ゼロリノベの働き方にも反映されています。
大人を自由にすることを目的とした企業の社員は自らも自由であるべきだと考えます。自由とはフリーになることではなく自らに由ること。
ゼロリノベのスタッフは指示待ちの姿勢ではなく自身の職務を理解し、「自立」や「自己管理」をもって業務にあたっているため、出社を通して仕事をしていることを証明する必要がありません。
ゼロリノベ発足以来10年間テレワークで、鰭沼自身も月に2〜3回程度、趣味の登山の合間にテレワークをしています。
▼テレワークの課題と解消方法
<陥りがちな孤立感や閉塞感は出社したくなるオフィスで解消>
テレワークで陥りがちな孤立感や閉塞感は2拠点のオフィスが解消しています。ゼロリノベは自由出社のため出社義務はありませんが、港区北青山に本社、豊島区駒込に設計室を構えてオフィスとしています。
テレワークで息詰まったらリフレッシュを兼ねて出社し、エリアに飽きたらもう一方のオフィスに出社することも可能です。
また、小規模オフィスの多拠点所有は企業にとっても以下の3つのメリットがあります。
①テレワーク前提ならオフィスコストが下がる
通常社員1人あたりに推奨される面積が8.4㎡と言われています。しかし、実績として弊社ではスタッフ数50名に対し、合計240㎡(1名あたり約4.8㎡)で運用できています。テレワーク前提であれば、今までより小さな箱で十分となりコストも下がります。※4㎡以下は労働基準法違反となるため注意が必要です。
②エリアや物件の自由度が上がる
箱が小さくてよいため、物件の選択肢が増えます。例えば外苑前徒歩10分の立地で70坪〜80坪(240㎡〜264㎡)で検索すると25件の物件がヒット。60㎡〜70㎡で検索すると116件がヒットします。
オフィス街である外苑前であっても、手が届きやすい物件がヒットするようになりました。(2019年計測時)
③多拠点ならば人材確保にも効果あり
転職サイト「Re就活」のアンケートでは入社先を選ぶのに最重要なのは勤務地という結果があり、求める通勤時間は30分、多拠点であれば、通勤時間を短くできる可能性も高まり、人材確保にも効果が見込めます。
外苑前本社は築49年(2021年12月現在)の中古物件を購入しリノベーションしました。
「煩雑、窮屈、落ち着けない」などのマイナスイメージを払拭し、住まいのエッセンスを取り入れたことで「出社したくなるオフィス」として社員から好評を得るとともに、ショールームとしてお客さまにリノベーションの風合いを体感していただくことができます。
スマートスピーカーや鍵の開閉がスマホでできるアプリ、自動調光の照明などを導入することでオフィスの利便性を向上。環境を整備することで社員の出社意欲も向上しました。
自由出社のため、毎日のように出社するスタッフもいればほとんど出社しないスタッフもいます。出社してみないと誰に会えるかわからないのも楽しみの一つです。
<各々が満足できる働き方で、生産性の低下を解消>
週休2日、勤務時間はフレキシブルに決めることができ、休日を含むスケジュールは各自共有カレンダーに入力します。
各々が生活リズムや体調に合わせてスケジュール調整できるので、それぞれの働きやすさを最大限に反映させて時間を効率的に使うことができます。
自身の都合に合わせてスケジュールを組むことができるので、満足度が高く生産性の向上につながっています。勤務形態がフレキシブルなので、小さな子どもがいるママも正社員として活躍しています。
<コミュニケーションのハードルは社風とツールで解消>
社員が個々にデスクを持たない「フリーアドレス」スタイルのため、必然的に他部署とのコミュニケーションが生まれます。
自由に惹かれて集まった社員は仲間に上下のしきたりを強要しないので風通しは抜群です。
業務連絡はチャットツールを導入。風通しが良いので、「気軽に質問がしにくい」ということもほとんどありません。
全社員および部署ごとのチャンネルをはじめ、プロジェクトごとにチャンネルを立ち上げて情報共有をしています。
「登山部」や「ゲーム部」などの部活チャンネルが自然発生的に立ち上がることもしばしば。
部署ごとに定例会議のほか、適宜1on1ミーティングを取り入れ、業務の進捗や課題、悩みなどの状況を共有しています。
2020年以降はコロナ禍により社内イベントも自粛中ですが、コロナ禍以前は社員旅行に繰り出すことも。
<社員の自由出社はお客さまのメリットにも>
オンライン打ち合わせを導入しているので、小さな子どもがいたり妊娠中の打ち合わせも自宅ででき、感染症対策になります。
業界として習慣化している対面での契約も、ゼロリノベでは法律として認めてられているものはクラウド上で交わせるようにしています。
オンライン打ち合わせなら、休日にわざわざ外出せずに自宅で打ち合わせができるので、お客さまも時間を効率的に使うことができます。
素材や色味など目で見ておきたいものはオフィスや、実際に使用したイメージをもちやすい現場での打ち合わせも可能です。
工事中の現場写真を定期的にお送りしたり、工程ごとに現場での打ち合わせなど、オンラインとオフラインを状況により使い分けているのでスムーズにおうち作りをすることができます。
<情報セキュリティはGoogle Workspaceを導入>
テレワークは個人のインターネットを経由して業務を行うためセキュリティ対策をしっかりと行う必要があります。
ゼロリノベではGoogle Workspaceを利用し、2段階認証プロセスによる不正アクセスのリスク低減や、社外へのファイル共有時はアクセス権限を都度設定するなどの対策を徹底しています。
▼業績・離職率◎
業績は右肩あがりで、コロナ禍を受けた2021年5月期の決算は前期比139.4%の売上高。
働きやすさや自由な社風から正社員の退職者は創業以来1名のみ(2021年12月現在)です。
▼総括
発足以来10年間にわたりテレワークを続けるゼロリノベの働き方をご紹介しました。
ゼロリノベは「自立」・「自律」ができてはじめて他者を自由にできると考えます。
今後も10年間で培ってきた「自由な働き方」をもとに、「大人を自由にする」事業を展開してまいります。
▼株式会社groove agentについて
2011年より中古住宅購入とリノベーションのワンストップサービスをスタート。
「大人を自由にすること」を目的に、住宅ローンや間取りにとらわれることのない「小さいリスクで家を買う方法」セミナーを無料開講し、資金計画、物件探しから住宅ローン、リノベーションの設計・施工・アフターフォローまで、中古住宅購入とリノベーションの一連の流れをワンストップでサポートしています。
▼受賞実績
*Renovation of the year 2020 コンパクトプランニング賞
*Renovation of the year 2020 ユーザビリティリノベーション賞
*Houzz アワード Best of Houzz 2019 受賞
*SUVACO いい家・オブ・ザ・イヤー2019 受賞
*Renovation of the year 2018 最優秀賞受賞(1000万円以上部門)
*Renovation of the year 2016 逆転リノベーション賞
▼会社概要
会社名:株式会社groove agent
代表取締役:鰭沼 悟(えびぬま さとる)
設立:2011年11月11日
所在地:東京都港区北青山2丁目12−42
事業内容:不動産仲介、リノベーション設計・施工
コーポレートサイトURL:https://www.zerorenovation.com
ゼロリノベ本店URL:https://g.page/zerorenovation-minatoku?we
ゼロリノベ駒込店URL:https://g.page/zerorenovation-komagome?gm
※本リリース内容を掲載いただく際は、出典「ゼロリノベ」(URL=https://www.zerorenovation.com/)と明記をお願いいたします。
※本リリース内容はゼロリノベブログ(https://www.zerorenovation.com/blog/pressrelease_202112_telework/ )からもご確認いただけます。