〜家探しトレンドの変化から今後よりSNS集客に力を入れる企業は3割超え〜
360°パノラマVRと空間データ(*1)活用プラットフォーム「スペースリー」を提供する株式会社スペースリー(東京都渋谷区、代表取締役:森田 博和、以下:当社 )は、不動産事業者200名に対して行ったアンケート「SNSの活用調査」の結果を公表いたします。
調査結果によると、現状の集客方法ではポータルサイトが圧倒的に多い一方で今後は自社サイトにも力を入れていきたい企業が多く、自社サイトへの集客を目的としてSNS活用が増えていることがわかりました。特に多く活用されているSNSはInstagramとなっており、利用する不動産事業者は3社に1社にのぼります。当社が提供する360°パノラマVRとInstagramなどのSNSは相性が良く、集客力UPにも貢献する事例が多数見られます。
今後とも360°パノラマVRとSNSを活用した成功事例を発信し、ユーザーが活用しやすいサービス提供をして参ります。
(*1) 空間データとは、空間表現に関わるデータ、写真などの2D画像から動画、360°VRコンテンツから3Dデータ及びその活用データなど付随するデータまでを含むもの
◆ 不動産事業者のSNS活用調査についての回答結果サマリー
- 今後より力を入れていく集客方法は「自社サイト」が最多で58.0%、「SNS」の集客がうまくいっている会社はまだ少ないが「SNS」に力を入れていく企業は33.0%と全体の1/3。活用しているSNSは「Instagram」が最多で38.5%
- SNSの活用目的は「自社サイトの集客」が最多で73.0%、「ブランディング」が38.3%
- SNSの運用体制・運用方法は「自社で全て行っている」が最多で67.8%、Instagramの運用課題は「投稿コンテンツの品質」が42.4%
◆不動産事業者のSNS活用が広まる背景にある消費者行動の変化
若い世代の家探しの入り口において変化が表れ始めています。InstagramやYouTubeなどのSNSでの家探しに興味がある人が2年間で1.7倍の約半数にまで増えており、7割近くが家探しの際にSNSなどで空間やインテリアなどを見てその部屋で暮らすイメージを膨らませているとわかりました。(*1)
また、「引越しをしないといけない」顕在層よりも「気に入った家があれば引っ越そう」という潜在層が拡大している中、暮らしをイメージしやすいコンテンツで遡及することが重要となってきており、この層の行動にマッチするSNS集客の必要性は今後拡大すると考えられます。
◆ 今後より力を入れていく集客方法は「自社サイト」が最多で58.0%、「SNS」は33.0%と3番目に多い回答数。活用しているSNSは「Instagram」が最多で38.5%
現在最も集客ができている方法について質問をしたところ、「ポータルサイト」が最多で52.5%、「自社サイト」が26.5%という結果になりました。
一方で、今後より力を入れていく集客方法について質問したところ「自社サイト」が最多で58.0%、「ポータルサイト」が48.0%、「SNS」は33.0%がという結果になりました。3社に1社がSNSに力を入れていくと回答しております。
活用しているSNSについて質問をしたところ、「Instagram」が38.5%、「Facebook」が24.0%、「YouTube」が23.5%という結果になりました。一方で、最多の回答は「SNSは活用していない」で40.5%となりました。
◆ SNSの活用目的は「自社サイトの集客」が最多で73.0%、「ブランディング」が38.3%
SNSの活用目的について質問をしたところ、「自社サイトの集客」が最多で73.0%、「ブランディング」が38.3%、「直接のやりとりをするための集客」が15.7%という結果になりました。
一方で、毎月のSNS広告費用については「かけていない」が最多の49.6%、3-5万円以下である「数万円」が23.5%、「10-50万円」が9.6%という結果になりました。
SNSの活用目的を「自社サイトの集客」と回答した方のみを対象に、毎月のSNS広告費用について質問したところ「かけていない」が最多の44.0%、3-5万円以下である「数万円」が26.2%という結果になりました。
「自社サイトへの集客」を目的としていても、毎月の広告費はかけられている不動産事業者が少ないことがわかりました。
◆ SNSの運用体制・運用方法は「自社で全て行っている」が最多で67.8%、Instagramの運用課題は「投稿コンテンツの品質」が42.4%
SNSの運用体制・運用方法について質問をしたところ、「自社で全て行っている」が最多で64.3%、「自社と外注を使い分けている」が16.7%、「コンテンツ作成ソフトを使っている」が10.7%という結果になりました。
活用者数が最も多いInstagramについて運用課題について質問したところ、「投稿コンテンツの品質」が最多で42.4%、「フォロワーが集まらない」が32.2%、「動画当の投稿コンテンツ制作の手間」が27.1%という結果になりました。「特に課題を感じていない」という回答が24.7%となり、75.3%(4社中3社)が運用について課題を感じていることがわかりました。
◆ 総括
本調査結果からもわかるとおり、Instagramに取り組む不動産事業者は増えている一方で、成果を実感するまでには至っておりません。
当社は2022年12月8日(木)にInstagramを活用する不動産事業者2社(グッドルーム株式会社・株式会社けやき総合管理)との対談を行い、ウェビナー形式でInstagramの活用術や成功・失敗事例をご紹介いたしました。具体的な事例としては、Instagramの投稿者に対してお問い合わせが増えたことや採用などにも貢献しているようです。本ウェビナーは100名以上の不動産事業者に視聴していただきました。本ウェビナー動画はご覧いただけますので、ご興味がありましたら以下よりお申し込みください。
https://info.spacely.co.jp/resources/6th_anniversary_seminar_sns/
また360°パノラマVRとInstagramなどのSNSは相性が良く、集客力UPにも貢献する事例が多く見られます。今後とも成功事例を発信していきますので、ご期待ください。
◆ アンケート概要
・実施期間:2022年10月26日(木)~11月15日(水)
・回答数 :200名
・調査対象:不動産関連事業者
・実施方法:インターネットによる調査
・回答企業属性:以下詳細
*構成比の合計は、四捨五入の関係で100%とならない場合があります。
参考*1)ユーザー動向調査 UNDER30 2021 賃貸編(2021年11月アットホーム株式会社)
◆ スペースリー 概要
社名:株式会社スペースリー
代表者:代表取締役社長 森田 博和
URL:https://corp.spacely.co.jp
本社:東京都渋谷区渋谷3丁目6-2 第二矢木ビル3階
設立:2013年8月
資本金:7.6億円(資本準備金含む)
事業内容:
・360°VRと空間データ活用プラットフォームのクラウドソフト「スペースリー」
・VR活用のヒントが見つかるメディア「Spacely Tips」
・360°空間データや視線データの活用のためのAI x VRの研究開発を推進する「Spacely Lab」の運営
◆ 株式会社スペースリーについて
空間データ活用プラットフォーム「スペースリー」は、2016年11月の開始以来、不動産・ハウスメーカーの営業活動や製造業の研修分野のDX推進のために7000以上の利用事業者にサービス提供されています。リーズナブルな価格、直感的な操作で、ウェブブラウザ再生可能な高品質のパノラマVRコンテンツを制作・編集・管理、活用までが一括してできるクラウドソフトです。
スペースリーは、業界初の遠隔地でも簡単にVR空間の案内ができる遠隔接客機能や、パノラマVR写真へ家具を自動配置する機能を含むAI空間設計シミュレータ機能をいち早く実現する高い技術力を特徴としています。また、株式会社スペースリーは360°空間データや視線データの活用のためのAI x VRの研究開発を推進するためのSpacely Labを設立・運営しています。