月曜日, 9月 1, 2025
ホーム商品サービス迫る「LCA算定義務化」を成長機会に。実践知で応える建設・不動産業界に特化した脱炭素の基礎講座を提供開始

迫る「LCA算定義務化」を成長機会に。実践知で応える建設・不動産業界に特化した脱炭素の基礎講座を提供開始

人材育成を通じて企業の脱炭素経営を支援する株式会社スキルアップNeXt(本社:東京都千代田区、代表取締役:田原 眞一、以下「スキルアップNeXt」)は、研修プログラム「GX入門講座」のオプションカリキュラムとして、主要16に特化した「業界別講座」の提供を開始します。第一弾として、建設・不動産業界に特化した脱炭素の入門講座を本日より提供します。

脱炭素は不動産の市場価値や競争力を左右する必須戦略

建築物が排出する世界のCO2は、2023年度全体の約37%を占め、建設・不動産業界は、カーボンニュートラル社会の実現において、極めて重要な役割を担っています。また、「建築物のライフサイクルカーボン削減に関する関係省庁連絡会議」において、2028年度を目途に建築物LCA(ライフサークルカーボン)の実施を促す制度の開始を目指すことを盛り込んだ基本構想が決定し、国土交通省内で検討会を設置し議論がはじまっています。この制度の導入は、これまで見えにくかった建物の環境性能が、市場で客観的に評価されるモノサシとなり得ます。環境性能の優劣が、物件の資産価値や資金調達、ひいては企業の競争力そのものに影響を与える時代が迫っているのです。

多くの企業が直面する脱炭素推進の概念と具体の間にある”業界の壁”

東証プライム上場企業を中心に8割の企業が「脱炭素化に全社的に着手したものの、実行に移せていない」と回答しています。(ボストンコンサルティンググループ「BCG カーボンニュートラル・インデックスレポート 2024」)ここには、脱炭素推進において多くの企業が直面する「業界横断の総論は理解できても、自社特有の事情に落とし込めず、具体的な推進に着手できない」という“業界の壁”という課題が存在しています。

脱炭素推進の鍵は“オペレーショナルカーボン”中心からライフサイクルカーボンへのシフト

建設・不動産業界が脱炭素を推進する鍵は、建物利用中のエネルギー消費「オペレーショナルカーボン」中心から、資材調達から解体までを含む「ライフサイクルカーボン」へのシフトです。本講座を通じて、オペレーショナルカーボンにおけるZEB・ZEHに加えて、LCA算定義務化が迫る中で重要となる「ライフサイクルカーボン」の概念や、LCAの手法を正しく理解することができます。

また本講座は、単なる知識提供に留まらず、「業界として取り組む課題の構造的な理解」→「法制度などその構造が成立している背景の理解」→「業界特有の課題とアプローチの把握」という学習プロセス自体が脱炭素推進に必要な思考のフレームワークとして機能します。企業が具体的なアクションプランを描き、実行するための、強力な羅針盤となります。

講座概要

これまで提供していた「GX入門講座」の基本カリキュラム(第1~6章)に、オプションカリキュラム(第7章)として「業界別講座」を追加します。

  • 名称:業界別講座

  • 対象: 企業の経営層、経営企画、サステナビリティ・GX推進担当者、全従業員

  • 学習形式: eラーニング

  • 価格:5,500円/1名(税込)

  • カリキュラム:

    • 建設・不動産業とGXの背景

    • 建設・不動産業を取り巻くGX政策・規制とステークホルダーの要求

    • 建物・インフラのライフサイクルにおけるGXアプローチ

    • 建設・不動産企業のGX事例

業界別講座の詳細はこちら▶https://green-transformation.jp/course/gx/beginner/

スキルアップNeXtについて

スキルアップNeXtは、「スキルアップGreen」でGXを体系的に学べる講座や、GX推進に必要な知識やスキルを測る「GX検定」で企業のGX推進をワンストップでサポートしています。

https://green-transformation.jp/

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