水曜日, 8月 6, 2025
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建築・土木・不動産特化の英語研修「オフィス留学」 、『土木専門』教材を10月からリリース!

~「日本の常識が通じない」海外現場に立ち向かう力を、英語学習と共に身につける~

建築・土木・不動産業界向け英語研修プログラム「オフィス留学」を提供するツクルロマン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:関根 謙太)は、土木関連企業からのニーズに応え、土木専門教材を10月からリリースいたします。

海外でインフラや土木事業に関わる企業が直面する、契約ルールや文化の違いによるトラブルや誤解——それらに対応する力も身につけられる教材として、実務に即した英語表現と背景知識を一体で学べる構成となっています。従来通り、「英語を学ぶこと」に主軸を置きつつも、現場で本当に必要とされる語学力と知識が自然と身につく内容です。監修には、海外プロジェクトに豊富な実績を持つ元大手ゼネコン役員(下記参照)が参画。リアルな現場の空気感を反映した実践的な教材をご提供します。

■『土木専門』教材の開発について

この度の教材開発では、海外土木で求められる語彙力やフレーズを、契約・交渉・異文化理解といった実務知識と一体で習得できるよう設計しました。

特に重要なのが、公共工事の契約に関する考え方の違いです。日本では総価請負(ランプサム)契約が一般的であるのに対し、国際的には数量精算(Unit‑Price)契約が主流であり、この構造の違いが見積・請求・支払いだけでなく施工におけるトラブルの火種となることが少なくありません。もちろん最終的な学びの多くは現場で得られるものですが、本教材では日本と国際基準の違いを事前に学び、必要な知識を備え、海外の現場でトラブルを回避できるよう、リアルな業務シーンを切り取った例文で学習します。海外の土木事業に関わる人たちにとって欠かせない内容となっています。

【教材例】

例1:「Contra proferentem ルール」 × Echo Questions(聞き返し疑問の会話テクニック)

海外現場で働く若手エンジニア Takuya は「consumables(消耗品)」の解釈を巡って地元エンジニアの要求に困り果てています。そこへ先輩エンジニアのFrankが現れ、 Contra Proferentemルール(契約条項が曖昧な場合は起草者に不利に解釈)という国際契約の考え方を伝授し、このルールが施工現場でも有効な解釈であることを示します。相手の発話を一部繰り返して確認する 英語話法-“Echo Question” を学び、相手の主張や意見を正確に把握するためのコミュニケーション術を学ぶ教材に内容となっています。

例2:「岩の判定」 × Conjunctions with Even(逆接・仮定・条件の接続詞)

若手エンジニアのTakuyaは掘削中に岩らしき硬層に遭遇し作業が停止。現場のエンジニアからは岩ではないと主張されますが、現地コンサルタント(The Engineer)のMasudに相談、岩の判定テストをすべく準備を始める、というストーリー。逆接・仮定・条件を表す”Even”の使い分けを練習し、リスクを伝えるフレーズを習得。また、excavate(掘削する)、hard layer(硬層)、technical specifications(技術仕様書)、など土木現場ですぐに使える単語も多数盛り込まれています。

■教材のご紹介

レッスン中に使用する専門教材は3ページで3部構成になっています。

 1ページ目:英語トピックや語彙を会話の中で学ぶ

 2ページ目:英語トピックの用法解説&ドリル練習

 3ページ目:応用ディスカッション

例)教材の 1 ページ目

■教材監修者プロフィール

監修者名:傳 暁(つたえ さとる)

経歴:元大成建設常務執行役員、元UR海外展開支援専門家、現 東京都市大学大学院 特別講師。1976年 大成建設入社後、1983年より2020年の退職まで海外業務。44か国・99のプロジェクトに関わり、その内21件の仲裁を経験。北海道大学工学部土木工学科卒、米国コーネル大学大学院 環境・土木工学科卒。技術士(総合技術監理および建設部門)、Project Management Professional(米国PMI協会)、アソシエイツ(英国仲裁人協会)、フェロー(土木学会)。2020年 土木学会国際貢献賞受賞。

ー傳氏からのコメントー

「プロジェクトマネージャーの仕事の9割は、コミュニケーションと言われています。海外で働く人にとって、その一番のツールは、英語です。活きた言語の裏には文化があり、習慣や歴史があります。皆さんにも異文化体験を楽しみながら英語を身につけてもらえば嬉しいです。」

■ツクルロマンの英語研修「オフィス留学」とは

日本の建設業のグローバル展開を支援すべく、幅広いレベルとコースの英語研修をご提供しています。中級レベル以上のコースでは、建設現場のシナリオを題材に学ぶ “実務直結型” の自社開発教材を使用します。様々なテーマが混在する英語教材と比べ、高度な英語表現や専門単語でも自分ごととして捉えやすく、実際に、受講者の関心・理解度・定着率が大幅に向上していることが、社内データからもはっきりと示されています。当社は、今後も業界のニーズに応じた教材開発を進め、建設・土木・不動産業界のグローバル人材育成を支援してまいります。

◆サービスサイト・お問い合わせはこちら:https://office-ryugaku.com/

■ツクルロマン株式会社

所在地 :東京都港区南青山7-3-6 南青山ビル7F
代表者 :代表取締役社長 関根 謙太
設立年 :2019年3月
資本金 :1億7800万3,000円(資本準備金含む)
事業内容:建築・土木・不動産業界向け英語研修「オフィス留学」
URL :https://tsukuru-roman.co.jp/

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