創業70周年を迎え、地域と共に歩む新ミッション『この地に根差し この地を愛し この地で活きる』を発表

1955年の創業以来、仙台市で新築住宅、リフォーム、不動産事業等の住生活事業を展開してきた株式会社佐元工務店(代表取締役 佐藤真生)は、2025年7月14日(月)にTOHOシネマズ仙台でリブランディングローンチイベントを開催しました。
社員35名とパートナー企業約100社が参集し、創業70周年を機に掲げる新ブランドミッション『この地に根差し この地を愛し この地で活きる』と新ブランドアイデンティティ、そして30年先の100周年を見据えた成長戦略を共有しました。
新ブランドミッション『この地に根差し この地を愛し この地で活きる』

ローンチイベントの冒頭、代表取締役 佐藤真生氏は「佐元工務店は、本日より生まれ変わります」と語り、新たなミッション『この地に根差し この地を愛し この地で活きる』を掲げ、リブランディングの開始を宣言しました。
新ミッションは、自然や資源を大切にし、安全・安心な暮らしを支えながら、地元の生活者にときめきを届け、愛される街をつくることが私たちの使命です。「活きる」には“生活・活動・活躍”の意味を込め、地域とともに発展していきたいという想いを表しています。
新しいブランドアイデンティティは、宮城県の県花ミヤギノハギがモチーフ。
小さく可憐な花は『万葉集』にも多く詠まれ、秋や恋心、自然との共生を象徴します。
宮城という地への愛情や、共に生きる覚悟を表す存在として選びました。
また、ミヤギノハギが県花に選ばれた1955年は、佐元工務店の創業年でもあり、「深い思案」「柔軟な精神」という花言葉とともに、歩んできた70年への敬意と未来への決意をブランドアイデンティティに込めています。
リブランディング記念トークセッションレポート

後半では宮城大学 地域創生学類長 佐々木秀之教授、そして株式会社住宅産業研究所 月刊TACT編集長布施哲郎氏を迎え、佐元工務店 代表取締役 佐藤との対談を実施。
地域工務店が企業ブランディングに挑む意義、ミヤギノハギに託した歴史的・文化的象徴性、新社屋を地域連携のハブとする構想など、幅広いテーマで議論が交わされました。
リニューアルされる新社屋では、執務スペースだけでなく、不動産窓口や植物を扱う店舗、イベントに活用できるオープンスペースが整備され、暮らしに寄り添う拠点としての役割が期待されています。
住宅を売るのではなく“暮らし”を届けるという視点から、地域との新たな協業やつながりを生み出す取り組みも紹介されました。また、仕事と私生活の間にある第三の居場所(サードプレイス)が人と人との信頼を育み、新たな価値へとつながっていく可能性が示されました。
佐々木教授は「佐元工務店は、つながりを媒介に地域の活力を循環させる未来モデル」と総括しました。
3つの軸で「この地に活きる」企業へ

佐元工務店は、今後以下の3つの軸を中心に、地域と社会に対する責任と役割を強化してまいります。
1.地域創生
地元仙台・若林エリアでの清掃活動や感謝祭、広報誌配布など、地域に根ざした取り組みを継続・発展させていきます。
2.インフラとしての役割
震災時に地域から多くのSOSが寄せられた経験を胸に、生活の土台を支える存在として、100年先まで安心を届け続ける覚悟があります。
3.健康
災害関連死の多くは「寒さ」が引き金になっているという研究に基づき、高性能住宅による“命を守る家づくり”を推進していきます。
「住宅を売ることは、暮らしを支えること。暮らしを育てる企業として、地域に貢献し、宮城というこの地を憧れの地にしていきたい。」
佐藤はそう語り、本イベントは「希望を示す場」として幕を閉じました。
佐元工務店はこれからも、社員・パートナー企業・地域の皆さまと共に、「この地に根差し この地を愛し この地で活きる」企業として歩み続けます。

■会社概要
会社名|株式会社佐元工務店
所在地|〒984-0823 宮城県仙台市若林区遠見塚2丁目27−9
電話 |0120-555-610
創業 |1955年
事業内容|新築住宅、リフォーム、不動産、特殊建築ほか