火曜日, 7月 15, 2025
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【事前の話し合いが重要?】27.6%が、相続後に取り扱いに困った不動産が「ある」

株式会社NEXER・相続した不動産で困った経験に関する調査

■相続した不動産で困った経験はある?

親や親戚などが亡くなると、相続について話し合う必要が出てきます。

お金や所有物のほか、不動産なども含まれ、誰がどう相続するのかを決めていかなければいけません。

中でも不動産は維持費や税金などの支払いも絡むので、困ってしまう方は多いでしょう。

ということで今回はタクシエ(TAQSIE)と共同で、事前調査で「不動産の相続をしたことがある」と回答した152名を対象に「相続した不動産で困った経験」についてのアンケートをおこないました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとタクシエ(TAQSIE)による調査」である旨の記載
・タクシエ(TAQSIE)(https://www.mecyes.co.jp/taqsie/)へのリンク設置

「相続した不動産で困った経験に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年7月2日 ~ 7月11日

調査対象者:事前調査で「不動産の相続をしたことがある」と回答した全国の男女

有効回答:152サンプル
質問内容:
質問1:あなたは不動産の相続をしたことがありますか?

質問2:相続時は深く考えていなかったが、相続後に取り扱いに困った不動産などはありますか?

質問3:取り扱いに困った不動産は何なのか教えてください。

質問4:不動産の相続について、実際に相続する前とした後でイメージが異なったことはありますか?

質問5:具体的に、どのようにイメージが異なりましたか?

質問6:相続したくない不動産について、相続前に話し合ったことはありますか?

質問7:どのようなことを話し合って、どのような結果になったか教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■27.6%が、相続時は深く考えていなかったが、相続後に取り扱いに困った不動産などが「ある」

まずは相続時は深く考えていなかったが、相続後に取り扱いに困った不動産などはあるか聞いてみました。

27.6%の方が「ある」と回答しました。相続に関する問題はいつか来ると分かっていても、突然起こることが多く扱いに困ってしまうケースは少なくありません。

一方で「ない」と答えた方は、72.4%と7割以上でした。

事前にしっかり話し合い、準備を進めていれば、困ることは少なそうです。

■57.1%が、取り扱いに困った不動産は「空き家になってしまった実家」

続いて、相続後に取扱いに困った不動産は何か聞いてみました。

一番多かったのが、「空き家になってしまった実家」が57.1%でした。次いで多かったのは「使い道のない田舎の土地」が31%、「土地の境界が不明確な土地」が14.3%でした。

それに続き、「借地権付きの不動産」が11.9%、「共有名義の不動産」が9.5%と、自分一人では決められないような複雑な不動産が並びました。

■32.2%が、不動産の相続について、実際に相続する前とした後でイメージが異なったことが「ある」

次に、不動産の相続について、実際に相続する前とした後でイメージが異なったことがあるか聞いてみました。

32.2%が不動産の相続について、実際に相続する前とした後でイメージが異なったことが「ある」と回答しました。

具体的にどのようにイメージが異なったのか聞いてみました。

具体的にどのようにイメージが異なった?

・必要書類が多すぎる。(30代・男性)

・維持にお金がかかる。(40代・女性)

・土地を売りたくて調べてもらったところ売値が安かった。(50代・男性)

・とにかく手続きがものすごく大変だし、維持管理も大変。(50代・女性)

・空き家の管理が思ったより手間がかかる。(50代・男性)

・相続するのも一連の手続きが大変でしたが、相続した後は、兄弟の人間関係がぎくしゃくしないように気を使いました。(60代・男性)

・父親の認知されていない子の存在有無の証明。(60代・男性)

・不動産を売却時に思う様に行かなかった。(70代・男性)

・実家売却するに当たり、土地代より家解体費用が高価であった。結局、赤字売却になった。(70代・男性)

「必要書類が多い」「理解が難しい」「維持費の負担」などが多く挙げられていました。

相続では、遺言の有無や相続人の数などによりますが、相続登記・遺産分割協議・相続税の申告など、10種類程度の手続きが必要になることがあります。

また、不動産の相続手続きでは、戸籍謄本や遺産分割協議書、印鑑証明書、固定資産評価証明書などの書類を揃える必要があります。そのため時間が掛かり、想像以上に負担になるようです。

■92.8%が、相続したくない不動産について、相続前に話し合ったことが「ない」

続いて、相続したくない不動産について、相続前に話し合ったことがあるか聞いてみました。

92.8%の方が「ない」と回答し、ほとんどの方が相続前に話し合ったことがないことが分かりました。次に、「はい」と答えた7.2%の方に、どんな話し合いをしてどんな結果になったのか聞いてみました。

どんな話し合いをして、どんな結果になった?

・自分の好きなようにして良いことになった。(40代・男性)

・あらかじめ相続人を決めておいた。(60代・男性)

・土地を兄弟が誰も要らないので自分が相続した。今売りに出している。(80代・男性)

兄弟がいる方は、事前に誰が相続するかを決めていたり、相続することで何が起きるのかを話し合ったり調べたりしている方が見られました。

直前でバタバタしたり親や親戚と話せる間に色々決めておく方が、後で楽かもしれませんね。

■まとめ

今回は、相続した不動産で困った経験に関する調査を行い、その結果について紹介しました。

相続時は深く考えていなかったが、相続後に取り扱いに困った不動産などはあるかについて、「ある」と回答した方は27.6%いました。

取り扱いに困った不動産は何なのか聞いてみると、「空き家になってしまった実家」が57.1%と半数以上でした。

次に多かったのは「使い道のない田舎の土地」が31%、「土地の境界が不明確な土地」が14.3%でした。それに続き、「借地権付きの不動産」が11.9%、「共有名義の不動産」が9.5%と、手続きが複雑な不動産が選ばれていました。

さらに不動産の相続について、実際に相続する前とした後でイメージが異なったことはあるか聞いてみると、「必要書類の多さ」や「維持費の負担」「不動産や土地の売却の大変さ」などが挙がりました。

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<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERとタクシエ(TAQSIE)による調査」である旨の記載
・タクシエ(TAQSIE)(https://www.mecyes.co.jp/taqsie/)へのリンク設置

【タクシエ(TAQSIE)について】

運営会社:三菱地所リアルエステートサービス株式会社
所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ11階
Tel:03-3510-8011
URL:https://www.mecyes.co.jp/taqsie/

運営メディア:不動産売却マスター

概要: 不動産売却マスターは、マンション、戸建て、土地、相続などの不動産売却に関する情報を提供する、三菱地所リアルエステートサービス株式会社運営のウェブメディアです。

URL:https://www.mecyes.co.jp/taqsie/master/

【株式会社NEXERについて】

本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
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