土曜日, 4月 19, 2025
ホーム調査レポート【長野県の空き家実態調査2025】空き家売却の見通しと理由に関する調査

【長野県の空き家実態調査2025】空き家売却の見通しと理由に関する調査

~約4割が「低価格なら売れるかも」と回答。「立地」と「老朽化」が売却難易度の分岐点か~

株式会社ポルティ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:平 瑶平、以下「ポルティ」)は、長野県の空き家オーナーまたは相続予定者で、売却を検討している方などを対象に、自身の空き家がどの程度うまく売れると思うか、またその理由について調査しました。

その結果、売却の見通しについて最も多かった回答は「低価格なら売れるかもしれない」(38.6%)であり、全体的に慎重な見方が優勢であることが分かりました。「相応の価格では売れると思う」は17.7%、「高額で売れる可能性がある」はわずか2.6%でした。また、「全くわからない」と回答した方も24.8%と、約4分の1を占めました。 売却の難易度を左右する理由としては、自由記述回答から「立地条件(交通アクセス、周辺環境)」と「建物自体の状態(築年数、老朽化度、修繕の必要性)」が特に強く意識されていることがうかがえました。

データ引用時のお願い

本調査データを引用・利用される際は、以下のURLと出典を明記してください。

URL: https://porty.co.jp/corp/news/akiya-selling-prospects-reasons-nagano

出典:株式会社ポルティ「長野県の空き家実態調査2025」

調査概要

調査期間:2025年3月28日~3月29日

調査主体:株式会社ポルティ

調査対象:長野県の空き家オーナーまたは相続予定者で、売却を検討している方など

有効回答数:153(N=250のうち、空き家所有・相続予定で、かつ、売却を実施または検討している方)

調査方法:インターネット調査

調査結果:「低価格なら売れるかも」が最多、見通しは慎重

設問:空き家の売却がどの程度うまくいくと思いますか?(単一回答, N=153)

高額で売れる可能性がある:2.6%

相応の価格では売れると思う:17.7%

低価格なら売れるかもしれない:38.6%

ほとんど売れないと思う:10.5%

全く売れる見込みはない:5.9%

全くわからない:24.8%

売却見通しの理由:立地と建物状態が鍵

売れやすいと感じる理由(自由記述回答, N=90)

売却が比較的うまくいく(高額・相応・低価格なら売れる)と考えている方の主な理由としては、以下のような点が挙げられました。

  • 立地・アクセスの良さ:「アクセスが良い」「主要道路から近い」「駅や商業施設が近い」

  • 物件自体の状態や魅力:「建物の状態が比較的良い」「敷地や駐車場が広い」「人気観光地や景勝地に近い」

  • 移住需要の増加:「長野県は移住希望者が多い印象」「自然豊かで需要がある」

  • 価格設定:「安くすれば買い手はつくだろう」

売れづらいと感じる理由(自由記述回答, N=25)

一方、売却が難しい(ほとんど売れない・全く見込みなし)と考えている方の主な理由には、以下のようなものがありました。

  • 立地が悪い・過疎地域:「交通の便が悪い」「田舎すぎて買い手がつかない」

  • 老朽化・建物が古い:「築年数が相当古く、修繕費用がかさむ」「茅葺きで手が掛かる」

  • 価格面:「売却希望価格が高すぎる」「土地が安い地域なので資産価値が低い」

  • その他:「そもそも不動産会社に営業してもらえない」「景気が悪い」

考察

長野県で空き家売却を検討している層の多くは、その見通しについて慎重な姿勢であることが明らかになりました。「低価格なら」という条件付きでの売却可能性を見込む声が最も多く、希望価格での売却は難しいと感じている人が多いようです。また、売却がうまくいくかどうか「全くわからない」という回答も約4分の1を占め、見通しを立てること自体の難しさも浮き彫りになりました。

売却の成否を分ける要因として、自由記述回答からは「立地条件」と「建物状態」が特に強く意識されていることが読み取れます。交通の便や周辺環境、築年数や修繕の必要性などが、売却の難易度を判断する上での重要なポイントとなっているようです。

また、移住需要の高まりをチャンスと捉える声がある一方で、過疎化や地域の経済状況を懸念する声も見られ、マクロな環境要因も影響していると考えられます。これらの結果は、空き家売却において、物件個別の状況を踏まえた適切な価格設定と、物件の魅力を的確に伝える情報発信の重要性を示唆しています。

ポルティの今後の取り組み

ポルティは長野県をマーケティング注力対象エリアとして位置づけ、長野県の空き家オーナー様や将来的に相続される方々に向けて、空き家に関する課題解決に繋がるさまざまな情報発信を強化してまいります。

今回の調査で明らかになった売却見通しの慎重さや、立地・建物状態への関心の高さを踏まえ、適正な価格査定に関する情報や、物件の魅力を効果的に伝えるための写真撮影・紹介文作成のヒントなどを提供していきます。また、portyアプリを通じて、売却に関する不安や疑問を解消できるようなサポート体制を整えてまいります。

porty(ポルティ)とは

porty(ポルティ)は、空き家や未利用不動産を「売りたい」オーナーと、「買いたい」ユーザーを直接マッチングするセルフマッチング型アプリです。

スマホで簡単登録: 写真と住所を入力するだけで数分で出品
売り手・買い手が直接やり取り: 仲介手数料を抑えつつ、価格交渉や詳細確認がスピーディ
宅建士による契約サポート: 重要事項説明や契約書の作成代行も行い、初めての取引でも安心 

空き家の売却・処分を検討する方が、アプリを通じて簡単に物件を掲載できる仕組みを提供しています。

▼porty(ポルティ) アプリインストールはこちら▼

iOS端末でのダウンロード

Android端末でのダウンロード

本件に関するお問い合わせ先

会社名:株式会社ポルティ

代表者:平 瑶平

E-mail:info@porty.co.jp

HP:https://porty.co.jp/

所在地:神奈川県川崎市多摩区長尾1-5-8-302

宅建免許番号:神奈川県知事(1)第32227号

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