火曜日, 4月 15, 2025
ホーム経営情報事業承継した25歳と22歳の若き兄弟が、年商50億超、創業95年の老舗企業を牽引

事業承継した25歳と22歳の若き兄弟が、年商50億超、創業95年の老舗企業を牽引

創業100年に向けた『100年100億プロジェクト』を2025年5月1日より始動

建設・不動産業のハタス株式会社(愛知県刈谷市熊野町、代表取締役社長:塚本龍生)は、創業100年に向けた計画『100年100億プロジェクト』を2025年5月1日にスタートします。このプロジェクトでは「創業100年で売上100億円」という目標を掲げ、複数のプロジェクトを実施し事業拡大や経営改革に取り組みます。事業の発展を目指し、地域社会にも貢献していく計画です。

現在、ハタスグループ(建設部門・賃貸管理部門・賃貸仲介部門・エネルギー部門など)の年間売上は54億円となっています。2025年6月で創業95年を迎える弊社では『100年100億プロジェクト』で2030年の創業100周年を迎えるまでに、売上を100億円まで伸ばすことを目標としています。この目標を達成するため、従来の不動産業務の強化に加え、新規事業の展開や経営改革など、さまざまな施策を打ち出します。

前代表の死去、役員や管理職の大量離職という苦難を経験し、創業95年・売上54億の責任を20歳代の兄弟で背負い、新たな組織でプロジェクトの達成を目指します。2025年から2030年の5年間を“攻め”の時期と位置づけ、若い世代や即戦力となる人材を積極的に採用し、挑戦的なアクションを続けることで、さらなる飛躍を果たします。

2030年までの5年間で売上100億円を目指します。

100年100億プロジェクトの概要

売上54億円から100億円へ-事業承継から苦難を乗り越え、未来へ挑戦

 『100年100億プロジェクト』では2030年の創業100周年を迎えるまでに、売上を100億円まで伸ばすため、2025年からの5年間でさまざまな施策を打ち出していくプロジェクトです。2030年までに事業規模の拡大を行い、名古屋への進出に加え愛知県全域で不動産・建設業の展開を目指します。

ハタス株式会社は建設、不動産管理、賃貸仲介、不動産売買など一貫して行っております。

具体的な内容

建設不動産事業部では、従来の商品プランに加え新たな商品を開発し販売を行います。不動産管理事業部では2030年までに管理戸数10,000戸、賃貸仲介事業部では仲介件数2,000件を目指します。また今年新設された不動産の新規事業部による売上の向上を計り、プロジェクトの達成を目指します。

<スケジュール>

第0弾・・・2023年12月28日、ハタスホールディングス代表交代による新体制を発足

第1弾・・・2025年5月1日、新商品プロジェクトチーム「INNOVISTA」を結成

第2弾・・・2025年8月、塚本兄弟による「兄弟経営2.0」出版

第3弾・・・2025年12月、戸建賃貸住宅980万円キャンペーン実施予定

2026年以降も仲介店の新たなエリア出店やイベントなど『100年100億プロジェクト』として、さまざまなリリースを企画しています。


プロジェクト第0弾:25歳社長と22歳取締役、若き兄弟による新体制の発足

『100年100億プロジェクト』の第0弾として、

2023年12月28日に経営体制を刷新しました。こ

れにより塚本玄竹から息子の塚本龍生(つかも

と・たつき 当時23歳)が代表取締役社長に就任

し、同年2月には弟の塚本宗万(つかもと・そう

ま 当時20歳)が取締役に就任し、兄弟体制で企

業を運営することになりました。

 龍生は父からの事業承継の形で社長となり宗

万は大学を中退してハタス株式会社に入社。若

き新体制の「兄弟経営」で企業を牽引します。

代表メッセージ

 2年前に、企業買収を考えていた父親と意見が対立し、大喧嘩に発展しました。結果的に企業買収は行わなかったのですが、父親がこれを機に退任。2023年12月28日に前代表の父親「塚本 玄竹」より事業承継を行い、ハタスホールディングスの4代目代表に就任しました。しかしその後、青天の霹靂とも言うべきことが続きました。 私が代表になった数日後に父親の病気が発覚し、わずか1年後の2025年1月に永眠。さらにその間、役員や管理職を含む約50名が会社を退職。頼れる存在がいなくなり崩壊寸前の組織を背負うことになりました。 大きな重圧のある中、新たなスタートとして決意を固め『塚本兄弟』で伝統ある老舗企業を受け継ぎ、今まで以上に社会への貢献を続けてまいります。そして新組織として経営改革、さまざまなプロジェクトを立案し、創業100年の節目に向けて売上100億円を目指し事業を成長させていきます。


プロジェクト第1弾:新規開発プロジェクトチーム「INNOVISTA」設立

新商品開発チーム「INNOVISTA」ロゴ

 『100年100億プロジェクト』の第1弾として、各部署から有志を募り新商品開発チーム「INNOVISTA」を2025年5月1日に設立します。

INNOVISTA(イノヴィスタ)とは“イノベーション”と“ヴィスタ”を掛け合わせた造語で、技術革新と未来への展望を掲げ、社会課題の解決や新奇性のある新たな発想を社内から創り出す。という意味が込められています。

代表や取締役、一級建築士、賃貸仲介店、情報システム課、マーケティング課、資産活用課などプロが集まり、現在は第1弾として新発想「窓のない家」の商品化を進めています。


【ご参考資料】

〜日本企業の後継者不足と事業承継の課題〜

帝国データバンクが行った2024年の全国「社長年齢」分析調査によると社長の高齢化が止まらない状態が続いており、事業承継が間に合わず影響を及ぼすケースが増加する可能性があると指摘しています。

<年齢別構成比>

業種別の社長平均年齢 / 社長の年齢分布

全国の社長の平均年齢は60.5歳で高齢者が多く、若い力を活かす20代社長はわずか0.2%のみ

 社長の平均年齢を業種別で見ると「不動産業」が62.6歳で最も高かった。また年齢別構成比を見 ると30歳未満は1%未満であり、20代で会社経営のトップに立つ人はごく一部しかいない現状です。

不動産業界と建設業界における事業承継の課題

不動産業では52.9%、建設業では59.3%が後継者が決まっていない日本の現状

帝国データバンクの全国「後継者不在率」動向調査では不動産業界における後継者が不在の企業は52.9%で、未だ半数以上の企業が事業承継に課題を抱えています。建設業界では59.3%の企業が後継者不在で、業種別で比べて最も高い水準となっています。また上記のグラフから分かるよう社長の平均年齢は60歳以上となっており、40代以下の若い経営者は2割にも満たず、経営の担い手世代が大きく偏っている状況です。代表者の死亡や健康問題で突然事業継続が困難になるリスクも高まっており、後継者不在の場合は即廃業に直結しかねない構造的な問題を孕んでいます。

ハタス株式会社は事業承継は単なる企業のバトンタッチではなく、地域の雇用や技術を次世代に繋ぐ社会的な承継であると考えています。業界におけるプロの育成と若手の採用を積極的に実施し、日本経済を支 える中小企業としての役割を担ってまいります。

リリース詳細は下記をご参照ください。

https://hatas-g.net/news/4594/

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