一棟ビルもマンションも、古民家も──眠った物件を、誰かの“やりたい”が始まる場所に。すべての不動産を社会に活かすことを目指します。
不動産運営管理、不動産の企画・開発事業を行う、株式会社Leaneve(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大嶋宏行)は、「不動産を生かす。社会に活かす」というミッションのもと、これまで空き家・空室・一棟ビルや一棟マンションなどの不動産の活用を行ってきました。
私たちは、不動産オーナーが「不動産をどう使えばいいか分からない」、借り手が「やりたいことを不動産がネックで実現できない」と悩まなくて済む社会をつくります。
当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「株式会社Leaneve」の夢です。

可能性が眠ったままの「不動産」
現在、日本には空き家が約900万戸あるとされています(総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」)。特に「その他の住宅」に分類される約430万戸(居住世帯なし・賃貸も売却もされていない住宅)は、「古い」「立地が悪い」「用途が思いつかない」といった理由で活用されず、収益を生まないまま放置されているとされています。

同時に、社会の変化によって「求められる不動産のかたち」も大きく変わってきています。リモートワークや副業の普及により、従来のオフィスや住居のあり方が見直され、フレキシブルな空間利用へのニーズが高まっています。また、二拠点生活・ワーケーション・週末起業など、多様なライフスタイルや働き方が広がる中で、「1ヶ月まるごと借りるのではなく、柔軟に使える場所」を求める声が増加しています。
一方で、不動産オーナー側の意識はまだ追いついていないのが現状です。新しい貸し方や用途変更に対する不安やノウハウ不足から、「今まで通りの貸し方」に固執してしまうケースも少なくありません。その結果、「使いたい人」と「貸したい人」が出会えず、可能性が埋もれたままになっています。
私たちが解決したいのは、この“ミスマッチ”です。

私たちの知見をもとに、物件一つ一つに対して、不動産オーナーも利用者も安心して貸せる・使える仕組みを作り、不動産を活用していくことが私たちの役目です。
夢の実現に向けて取り組んでいること

「空フル」は、空家や賃貸物件の空室期間をドラマやCMなどの撮影場所として提供することで収益を生み出す新しい空室対策です。
内見などがない空き間の時間で貸出を行うため、入居者を募集しながら収益を作ることも可能です。
また、空室は全く使用していないと、換気不足、給排水管やガス管の劣化に繋がります。適度に使用されることで自然とメンテナンスにもなります。
私たちは、空室も含めて賃貸経営と考えており、空室をただ空室と扱うのではなく、空室だからこそできる価値を作らないと、もったいないです。
この時期に、物件のブランディング・フロー収益・需要の市場調査をすることで、物件の価値を
多視点で作り続けることにより価値の下がらない不動産を作ることが重要と考えています。
どう使うか悩みの合った物件を「使える」物件に変えるため、撮影ロケ地、レンタルスペース、宿泊施設、シェアオフィスなどへと用途転換を行い、収益化と価値の再創出に成功してきました。
一棟ビルや一棟マンションでは、共有部分やレンタルスペースなどを駆使し、見込み顧客を惹きつけながら収益源を創出し、建物全体の価値や賃料を引き上げる仕組みを構築。また、一棟まるごとをコンセプトを掲げて再ブランディングし、事業者向けに特化した需要を新たに創出するなど、テーマ型不動産の展開も行っています。
空家などについても下記のような取り組みを行っています。

戸建の物件を旅館業を取得した宿泊施設へとコンバージョンしました。
開業時期がコロナ禍であり、宿泊需要が激減していました。テーマパークでも同様にコロナを懸念して人数制限があったり、大人数が集まることが怖いということで、家族での外出がなくなっていました。
この宿泊施設は、滑り台・隠し部屋・ツリーハウス式の寝室と、子供をターゲットにからくり屋敷の貸切テーマパークという体験を提供しています。
築50年の築古物件を撮影もできる宿泊施設として再生しました。
旅館も撮影も、利用する方が築年数を気にして選ぶことがないという特徴があります。
近年では、YouTubeなどの企画でも宿泊を含めた撮影も増加しており、時代に合った運営といえます。

代表者からのコメント

現在、オンラインでのサービスや働き方が主流となってきました。私は、コロナ前よりアドレスホッパーとして様々な場所でリモートワークを行ってきました。
その経験から感じたことです。
・「どこで生活するか」「どこで仕事するか」はパフォーマンスや心地よさなどが全く変わってくる
・望むようなライフスタイルや働き方をしたくても、それを叶えられる不動産を借りることが難しい。アドレスホッパーを継続するにしても、そのような契約をスムーズに行うことができる不動産がなかなか存在しないこと
居場所という側面においても、なにかを行う場所としても、不動産が果たす役割は大きく、望む声に応えられていない不動産も多いと感じています。その活かし方に私たちは貢献します。
「April Dream」 は、 4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する 、 PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこ の夢の実現を本気で目指しています。