土曜日, 2月 22, 2025
ホーム調査レポート【首都圏の賃貸居住者、住宅購入の意向は?】42.9%が住宅購入を検討するも、「住宅ローンが組めるか」「将来の返済」の不安あり

【首都圏の賃貸居住者、住宅購入の意向は?】42.9%が住宅購入を検討するも、「住宅ローンが組めるか」「将来の返済」の不安あり

〜今の家賃を払い続けるより、購入したほうが得?エターナル代表 近野が、不動産投資の現状も踏まえて解説〜

 エターナル株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:近野 貴行、以下:エターナル)は、首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)に在住の賃貸居住者319名を対象に、首都圏在住者の住まいに関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

  • 01|今後の住宅に関する意向、42.9%が「将来的には購入したい」と回答、その理由、「家賃を払い続けるのはもったいない」が44.5%で最多

  • 02|賃貸継続派の約半数から、「住宅ローンを組みたくない」との声

  • 03|住宅購入を検討する上での不安、「住宅ローンが組めるか」(38.6%)や「将来の返済」(34.5%)など

■調査概要

  • 調査名称:首都圏在住者の住まいに関する実態調査

  • 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

  • 調査期間:2025年2月10日〜同年2月11日

  • 有効回答:首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)に在住の賃貸居住者319名

※ 合計を100%とするため、一部の数値について端数の切り上げ処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。

■賃貸居住者の60.5%が、現在の住まいに「満足」

 「Q1.現在の住まいの満足度を教えてください。」(n=319)と質問したところ、「非常に満足している」が13.8%、「やや満足している」が46.7%という回答となりました。

Q1.現在の住まいの満足度を教えてください。

・非常に満足している:13.8%

・やや満足している:46.7%

・どちらともいえない:20.7%

・やや不満である:11.3%

・非常に不満である:7.5%

■現在の住まいへの不満、「部屋が狭い」「家賃が高い」「築年数が古い」など

 「Q2.現在の住まいで感じている不満や悩みを教えてください。(複数回答)」(n=319)と質問したところ、「部屋が狭い」が30.7%、「家賃が高い」が27.6%、「築年数が古い」が27.3%という回答となりました。

Q2.現在の住まいで感じている不満や悩みを教えてください。(複数回答)

・部屋が狭い:30.7%

・家賃が高い:27.6%

・築年数が古い:27.3%

・周辺の音が気になることがある:23.8%

・間取りが使いづらい:19.7%

・通勤・通学時間が長い:16.6%

・日当たりが悪い:14.4%

・防犯面に不安がある:13.5%

・管理会社の対応に不満がある:8.8%

・近隣住民との関係づくりに課題がある:6.0%

・その他:6.6%

 ー防災無線がうるさい

 ー風通しがよくない、防寒性がよくない

 ー冬が寒い

 ー上の階などの騒音が時々気になる

 ー寒い

 ーガス代が高い

 ー水回りが古い

 ーエレベーターがないこと

 ー断熱が弱い

 ー駅から遠い

 ーペットが飼えない

 ー断熱性能が悪い

 ー出て行くときの修繕が大変

 ー防音

 ー害鳥が煩い

 ー書籍が多く、床が抜けないか心配。宅配ボックスがない。

 ー収納

 ー風呂がバランス釜で、シャワーの水圧が恐ろしく低い

・特に不満はない:12.2%

・わからない/答えられない:2.8%

■今後の住宅に関する意向、42.9%が「将来的には購入したい」、28.9%が「賃貸を続けたい」と回答

 「Q3.今後の住宅に関する意向について、最も当てはまるものをお選びください。」(n=319)と質問したところ、「将来的には必ず購入したい(具体的に検討中)」が14.7%、「将来的には購入したい(まだ具体的ではない)」が28.2%という回答となりました。

Q3.今後の住宅に関する意向について、最も当てはまるものをお選びください。

・将来的には必ず購入したい(具体的に検討中):14.7%

・将来的には購入したい(まだ具体的ではない):28.2%

・賃貸を続けたい:28.9%

・まだわからない:22.6%

・わからない/答えられない:5.6%

■住宅購入を考えている理由、第1位「家賃を払い続けるのはもったいないから」

 Q3で「将来的には必ず購入したい」「将来的には購入したい」と回答した方に、「Q4.住宅購入を考えている理由を教えてください。(複数回答)」(n=137)と質問したところ、「家賃を払い続けるのはもったいないから」が44.5%、「より広い住まいが必要だから」が35.0%、「老後の住まいを確保したいから」が35.0%という回答となりました。

Q4.住宅購入を考えている理由を教えてください。(複数回答)

・家賃を払い続けるのはもったいないから:44.5%

・より広い住まいが必要だから:35.0%

・老後の住まいを確保したいから:35.0%

・資産形成になるから:29.2%

・家族と相談し、購入を決めたから:24.1%

・自由にリフォームや改装ができるから:22.6%

・ペットを飼いたいから:13.1%

・周囲の人が購入しているから:5.8%

・相続対策になるから:3.6%

・低金利だから:2.2%

・その他:0.7%

 ー防災無線ノイローゼが耐え切れないから

・わからない/答えられない:1.5%

■賃貸を続けたい理由、第1位「住宅ローンを組みたくないから」

  Q3で「賃貸を続けたい」と回答した方に、「Q5.賃貸を続けたい理由を教えてください。(複数回答)」(n=92)と質問したところ、「住宅ローンを組みたくないから」が47.8%、「維持費や修繕費の負担が不安だから」が37.0%、「身軽に引っ越しできる方が良いから」が34.8%という回答となりました。

Q5.賃貸を続けたい理由を教えてください。(複数回答)

・住宅ローンを組みたくないから:47.8%

・維持費や修繕費の負担が不安だから:37.0%

・身軽に引っ越しできる方が良いから:34.8%

・将来の収入が不安定だから:31.5%

・頭金を用意できないから:29.3%

・資産価値の下落が心配だから:13.0%

・購入するタイミングではないから:10.9%

・転勤の可能性があるから:9.8%

・家族の意向を優先したいから:3.3%

・購入までの手続きが面倒だから:2.2%

・その他:8.7%

 ー好き

 ー住居の値段が高すぎる

 ーずっと同じ場所に居ないから

 ー隣人に非常識な人がこしてきた場合、気軽に引越しできないから

 ー単身なので

 ー不動産の相続予定があるので

 ーお互いに実家があるので

・わからない/答えられない:5.4%

■住宅購入する場合、35.2%が「マンション」、31.3%が「戸建て」を希望

 「Q6.もし住宅を購入する場合、どちらを希望しますか。」(n=319)と質問したところ、「マンション」が35.2%、「戸建て」が31.3%という回答となりました。

Q6.もし住宅を購入する場合、どちらを希望しますか。

・マンション:35.2%

・戸建て:31.3%

・まだ決めていない:19.7%

・わからない/答えられない:13.8%

■マンションを購入したい理由、「管理の手間が少ないから」が55.4%で最多

 Q6で「マンション」と回答した方に、「Q7.その住居形態を選んだ理由を教えてください。(複数回答)」(n=112)と質問したところ、「管理の手間が少ないから」が55.4%、「セキュリティ面が安心だから」が39.3%、「立地の良い物件が多いから」が28.6%という回答となりました。

Q7.その住居形態を選んだ理由を教えてください。(複数回答)

・管理の手間が少ないから:55.4%

・セキュリティ面が安心だから:39.3%

・立地の良い物件が多いから:28.6%

・好みの間取りが見つけやすいから:23.2%

・資産価値が安定しているから:22.3%

・修繕費用が明確だから:22.3%

・将来の売却がしやすいから:19.6%

・予算に合っているから:15.2%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:6.2%

■戸建てを購入したい理由、43.0%が「庭や駐車場などの自由なスペースが確保できるから」と回答

 Q6で「戸建て」と回答した方に、「Q8.その住居形態を選んだ理由を教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「庭や駐車場などの自由なスペースが確保できるから」が43.0%、「好きなようにリフォームや増改築ができるから」が40.0%、「周囲に気兼ねなく生活できるから」が40.0%という回答となりました。

Q8.その住居形態を選んだ理由を教えてください。(複数回答)

・庭や駐車場などの自由なスペースが確保できるから:43.0%

・好きなようにリフォームや増改築ができるから:40.0%

・周囲に気兼ねなく生活できるから:40.0%

・ペットを飼いやすいから:37.0%

・家族が増えても対応できるから:22.0%

・将来の資産として価値があるから:20.0%

・土地の所有権があるから:20.0%

・予算に合っていたから:6.0%

・その他:3.0%

 ー防災無線が聞こえないように改造出来るから

・わからない/答えられない:4.0%

■住宅購入を検討する上で、「住宅ローンが組めるか」や「将来の返済」などの不安あり

 「Q9.住宅購入を検討する上で、不安に感じることを教えてください。(複数回答)」(n=319)と質問したところ、「住宅ローンが組めるか不安」が38.6%、「将来の返済に不安」が34.5%、「物件価格が高騰している」が32.3%という回答となりました。

Q9.住宅購入を検討する上で、不安に感じることを教えてください。(複数回答)

・住宅ローンが組めるか不安:38.6%

・将来の返済に不安:34.5%

・物件価格が高騰している:32.3%

・金利上昇が心配:31.0%

・頭金が準備できない:30.1%

・希望の物件が見つかるか不安:21.3%

・資産価値の下落が心配:15.0%

・手続きが複雑で不安:12.5%

・転職や勤務先の将来が不安:11.0%

・家族の同意が得られるか不安:6.0%

・その他:1.3%

 ー不要

 ー防災無線問題に悩まされないかどうか

 ー災害

 ーもうすぐ年金収入のみになる

・特に不安はない:9.7%

・わからない/答えられない:7.5%

■住宅検討時に重視する点、「買い物などの生活利便性」や「治安の良さ」が上位

 「Q10.住宅を検討する際に、重視する点を教えてください。(複数回答)」(n=319)と質問したところ、「買い物などの生活利便性」が64.9%、「治安の良さ」が53.3%、「通勤・通学のしやすさ」が45.5%という回答となりました。

Q10.住宅を検討する際に、重視する点を教えてください。(複数回答)

・買い物などの生活利便性:64.9%

・治安の良さ:53.3%

・通勤・通学のしやすさ:45.5%

・購入価格の妥当性:38.2%

・近隣の住環境:36.7%

・災害への安全性:36.1%

・公共施設へのアクセス:30.1%

・自然環境の良さ:22.9%

・子育て・教育環境:19.4%

・将来の資産価値:18.5%

・その他:1.6%

 ー防災無線が聞こえないほどの防音性

 ー隣人の人柄

 ー日当たり

 ー駐車場付属

・わからない/答えられない:9.7%

■まとめ

 今回は、首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)に在住の賃貸居住者319名を対象に、首都圏在住者の住まいに関する実態調査を実施しました。

 まず、今後の住宅に関する意向について、賃貸居住者の42.9%が「将来的には購入したい」、28.9%が「賃貸を続けたい」と回答しました。また、それぞれに理由を尋ねたところ、住宅購入派は「家賃を払い続けるのはもったいないから」(44.5%)、賃貸継続派は「住宅ローンを組みたくないから」(47.8%)などが挙げられています。さらに、住宅購入すると仮定した場合には、35.2%が「マンション」、31.3%が「戸建て」を希望していることが分かりました。最後に、住宅購入を検討する上で、「住宅ローンが組めるか」(38.6%)や「将来の返済」(34.5%)などの不安を抱えており、住宅を検討する際には、「買い物などの生活利便性」(64.9%)や「治安の良さ」(53.3%)を重視しています。

 今回の調査では、賃貸居住者の住宅購入への意欲は高いものの、経済的な不安が大きな障壁となっていることが明らかになりました。とりわけ住宅ローンへの不安が顕著で、頭金の準備や将来の返済、さらには物件価格の高騰など、さまざまな経済的要因が住宅購入の決断に影響を及ぼしています。こうした状況を踏まえ、より現実的な住宅購入プランの提供や、経済面の不安を軽減するための支援策が求められているでしょう。

■エターナル代表 近野 貴行からのコメント

 今回の調査で明らかになったように、首都圏の賃貸居住者の多くは「家賃を払い続けるのはもったいない」「老後に安心できる住まいを確保したい」という思いから住宅購入に興味を持ちながらも、「住宅ローンを組めるか」「将来の返済をきちんとできるか」という経済的リスクを大きな課題と感じています。

 近年、物件価格の上昇や金利動向の変化、さらには雇用環境の先行き不透明感などによって、購入のタイミングを決めづらい状況が続いているのは事実です。しかしながら、適切な資金計画やリスク分析を行ったうえで不動産を取得すれば、将来の安定した住まいや資産形成につなげることも可能です。毎月の家賃と同等、あるいは工夫次第ではそれ以下の負担でローン返済を進められる事例も少なくありません。将来的に売却を検討する場合においても、好立地や将来性のあるエリアの物件を選べば、一定の資産価値を維持できるケースが多いでしょう。

 エターナルでは、皆様が安心して不動産に関わっていただけるよう、“その方のライフプランに合わせた提案”を大切にしています。単に物件を紹介するだけでなく、購入後の維持費や修繕費、資産価値の見込みといった中長期的な視点を踏まえ、必要な情報をわかりやすく提示しています。また、将来の景気変動や社会情勢の変化に備えて、どのようにリスクをコントロールするのか、どのタイミングで買い替えや売却を検討するのかなど、お客様と一緒に考える姿勢を持ち続けています。

 多様化する働き方やライフスタイル、そして変動の激しい経済環境のなかで、「いつ」「どんな形で」不動産を取得するかは、一人ひとり大きく異なります。エターナルは今後も、信頼できるパートナーとして、将来を見据えた判断ができるよう寄り添い、一生涯にわたってサポートできる存在でありたいと思っております。不動産投資からマイホーム購入まで、ぜひお気軽にご相談ください。


■不動産投資を通じて、お客さまに寄り添う資産運用アドバイザー|エターナル

もっとも大切にしていること。それは、お客さまとの「つながり」です。

エターナルは、お客さま一人ひとりの人生に寄り添い、一生涯のパートナーとして共に成長していく関係性を築いていくことから、資産運用のお手伝いをさせていただきます。

不動産投資は、期間の長い資産運用です。だからこそ、お客様の将来のライフプランまで見据えたオーダーメイドの提案が必要であり、運用中も適宜アフターフォローに心がけていくことも、私たちの使命だと考えています。

詳しくはこちら:https://www.ete-rnal.com/


■会社概要

会社名 :エターナル株式会社(英文表記:EteRnaL. CO., LTD)

設立  :2015年4月

代表者 :代表取締役 近野 貴行

所在地 :〒541-0057 大阪府大阪市中央区北久宝寺町4-4-7 VPO本町セントラル9階

事業内容:不動産販売・仲介等、不動産コンサルティング

URL  :https://www.ete-rnal.com/

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