空き家の利活用・除却解体の促進に向けて
年々増加する空き家の利活用や除却解体を進めるため、市場流通性の低い不動産(※)を対象に買取再販事業を展開する株式会社アルバリンク、解体工事のマッチングサービス「クラッソーネ」を展開する株式会社クラッソーネの両社と、空き家対策の強化に向けた連携協定を締結しました。
※一般不動産市場では扱いにくい残置物や破損のある物件、共有持ち分のある物件など
1 協定締結の背景と目的
人口減少や既存住宅の老朽化、社会ニーズの変化等により、空き家に起因する問題が社会課題のひとつとなっています。一方で、所有する家屋を処分したり、賃貸・売却したりすることは、多くの市民にとってなじみのない経験です。特に、空き家の所有者には、相続などにより事前の準備なく持ち主となった方や遠方にお住まいの方も多く、空き家の処分や管理をどのように進めていけばよいか分からないといった悩みも聞かれます。
今回の協定を機に、空き家の早期解消に向けて、公民連携により空き家所有者の悩みに寄り添いながら、長期空き家になる前からの利活用・除却解体を促進していきます。
2 協定締結先
⑴ 株式会社アルバリンク
(東京都江東区木場二丁目17番16号 BESIDE KIBA 3階)
代表取締役 河田 憲二
<協定に基づく主な取組>
・ 市場流通性の低い空き家等の利活用や再生に関する相談対応
(空き家になる前の所有者からの相談も含む)
⑵ 株式会社クラッソーネ
(愛知県名古屋市中村区名駅5-7-30 名駅東ビル4F)
代表取締役CEO 川口 哲平
<協定に基づく主な取組>
・ 「すまいの終活ナビ」(諸条件を入力することで、概算の解体費用、解体後の土地売却査定価格が分かるサービス)の活用
・ 空き家解体の進め方に関する印刷物の配布
3 協定締結日
令和7年1月17日