空き家の所有者、地域、事業者、自治体を繋ぐマッチングプラットフォーム「アキカツナビ」を運営する空き家活用株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:和田 貴充、以下アキカツ)は、2024年10月1日に三重県紀宝町と「空き家対策に関する事業連携」を締結しました。
協定により、アキカツが持つ空き家の利活用等のノウハウを生かし、官民が連携し、同町内の空き家対策の推進を図る取り組みを行ってまいります。また、この協定を機にアキカツは、同町内の空き家の適正管理や利活用に関する啓発活動を行うとともに、空き家専門の相談窓口である「紀宝町アキカツカウンター」を2024年11月1日に開設し、紀宝町にて事業展開してまいります。
これにより、空き家の所有者やその利活用者に対し、個別の事情に合わせた具体的な活用方法の提案と、中古住宅市場における空き家の流通を促進。所有者、利活用者、地元企業を繋ぐネットワークの構築を目指してまいります。
◾️紀宝町アキカツカウンター
2024年11月1日に開設します。紀宝町内に空き家を所有する方、同町内に空き家を相続される方、同町内の空き家の利活用を検討している方のための空き家専門の相談窓口です。
空き家問題が顕著化する昨今においては、令和5年12月に「改正空家特措法」が施行され、令和6年4月1日より相続登記が義務化されるなど、土地や建物を所有・相続される皆様が、不動産をより適正に管理することが求められる状況となっております。
空き家対策の専門企業として、空き家を所有する方や空き家を相続される方が相談しやすい環境をつくり、未流通の空き家を掘り起こすことで、中古住宅市場の活性化を図ると伴に、空き家等の解消及び発生が抑制される仕組みの構築を促進してまいります。
◾️相続登記から家財整理にいたるまで、空き家の何でも相談窓口
所有している空き家について、どこにどのような相談をしたらよいかわからない方などに、相続登記から家財の整理に至るまで、幅広い分野の相談に対応し、解決方法を提案します。
相談窓口の開設により、空き家が適正に管理、活用、解消され、空き家に関する諸問題の解決を図ると伴に、地域の活性化と、誰もが住みやすいまちづくりの促進に寄与してまいります。
◾️アキカツカウンターについて
アキカツに所属する「空き家専門アドバイザー」が中立の立場で、空き家所有者の空き家に関するどんな内容でも相談できる無料のサポート窓口です。
自治体との協定の基に運営しているため、所有者にとっても安心で安全なサービスです。
空き家であれば、地域、状態、課題を選ばすどんな物件でも相談できるのが特徴です。所有者の悩みを理解・整理し、空き家をカルテ化することで、相談者へ解決できる事業者の案内や物件を利活用したい方とのマッチングを行うサービスです。所有者、利活用者、事業者が無料(※)で登録できます。
なお、アキカツカウンターに相談いただいた空き家所有者は、所有する空き家を起因とする対人・対物事故が発生した時に賠償を補償する「空き家いったん安心保険」に1年間無料で加入することができるため、すぐに空き家の処分を判断できない場合などに、事故の不安を軽減した上で空き家の対処を進めることができます。
相談問い合わせ先:0120-830-634
<11月1日より受付スタート>
アキカツカウンターに登録した事業者は、物件を探す手間を大幅に削減でき、売買だけでなく、相続や片付けの内容も多くなるため、幅広い事業者が利用できる点も特徴の一つです。
(※)成約時のみ運営委託会社である空き家活用株式会社に、事業会社より利用料が発生する(相談者は無料)仕組みです。
■三重県南牟婁郡紀宝町について
当町では、平成27年度から空き家を有効に活用し、移住定住の促進を図るため、また、管理不全空き家の発生抑制のため、空き家バンク制度などを推進してまいりました。また、令和4年度には、「紀宝町空家等対策計画」策定し、地域住民の生活環境を守るため、空家等の適正管理及び管理不全空家等への対応、空家等の利活用促進など諸課題について取り組んでおります。この度、多くの自治体との連携の実績がある御社との事業連携により、空き家活用のノウハウの提供や情報発信などでご協力賜る中で、より一層空き家バンクの活性化等、空き家対策が講じられる安心安全な暮らしやすいまちづくりが推進されることを大変期待しております。
紀宝町 西田 健町長
紀宝町は、平成18年1月10日に旧紀宝町と旧鵜殿村の町村合併により誕生し、 「海・山・川の恵みに抱かれ、ともに輝き創造するまち」を新町の将来像とし、新たなまちづくりを進めています。
本町は、三重県最南端に位置し、熊野川や七里御浜などの世界遺産を有する悠久の歴史が育んだ自然が魅力の町です。町の面積は79.62㎢で、北西部には紀伊山地からつ
ながる山塊が広く分布し、南東部には住宅街や商業地をはじめ、港湾を活用した製紙工場や製材工場などが立地しています。気候は一年を通してとても温暖で、豊かな自然を感じながら、のどかな暮らしや子育てを、地域一体となって行うことができる生活環境で、田舎ならではの魅力がたくさん詰まったまちです。
■空き家活用株式会社概要
会社名:空き家活用株式会社
代表取締役社長:和田貴充
所在地 :東京都港区赤坂 8-5-40 ペガサス青山611号室
設立 :2014年8月
事業内容 :空き家の市場への再流通システムの構築、空き家所有者と空き家利用者を繋ぐポータルシステムの構築、運用、空き家に対する新しい利活用モデルの開発、提案
・コーポレート/サービスサイト:https://aki-katsu.co.jp/
・アキカツナビ:https://aki-katsu.co.jp/navi/
空き家活用YouTube公式「ええやん 空き家やん ちゃんねる」(登録者数4.6万人)/11月現在:https://www.youtube.com/c/akiyayan
空き家活用公式LINE:https://lin.ee/vEpG93U
「アキカツ自治体サポート」:https://navi.aki-katsu.co.jp/municipalitysupport
■ 空き家の専⾨家、空き家活⽤株式会社代表・和⽥貴充について
受賞歴(一部):
2017年9月/平成29年度「国土交通省地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業者」に選定
2018年6月/平成30年度「国土交通省地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業者」に選定
2018年11月/SDGsビジネスコンテストにて「優秀賞」を受賞
2019年2月/日本最大級のピッチイベント「未来2019」で、シェアリングサービス賞およびグッドパフォーマンス賞を受賞。
2019年3月/西武ホールディングスが主催するアクセレレータープログラム「Swing」の事業検討企業に選出
2019年7月/住吉区、空き家対策に協力する民間事業者を募集、第一号に空き家活用(株)のモデルが採用
2020年1月/内閣府オープンイノベーションチャレンジにて茨城県つくば市への提案が採択される
2020年9月/東京都「民間空き家対策東京モデル支援事業」に空き家活用(株)が提案した「リモートセンシングを活用した空き家調査の効率化に向けた先進事業」が採択される
2021年2月/宮崎県延岡市と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年4月/埼玉県・寄居町と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年10月/SDGs研究所主催第2回SDGsビジネスアワードで「SDGsソーシャルビジネス大賞」を受賞
2021年10月/大阪府泉南郡岬町と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年10月/茨城県常総市と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年10月/東京都世田谷区と「空き家活用マッチングシステム」に関する協定を締結
2021年11月/東京都世田谷区との協業によるマッチングプラットフォーム「せたがや空き家活用ナビ」がスタート
https://setagaya.akikatsu-match.com/
2022年4月/延岡・空き家利活用プロジェクト「HYPHENATION in NOBEOKA」にて事業者公募開始
https://seminar.aki-katsu.co.jp/hyphenation_in_nobeoka
2022年6月/「Smart City Osaka Pitch 2022」(大阪スマートシティパートナーズフォーラム)にて優秀賞を受賞
2022年7月/北海道・栗山町と「地域活性化起業人制度」に関する連携協定を締結
2022年11月/大阪市生野区役所と空き家活用株式会社との区内の空家等対策に関する事業連携協定を締結
2023年4月/長野県・根羽村と空き家活用株式会社との村内の空き家等対策に関する事業連携協定を締結
2023年11月/千葉県・君津市と空き家活用株式会社との空き家等対策に関する連携協定を締結
2023年11月/兵庫県・神戸市と空き家活用株式会社との空き家空き地活用の促進等に関する事業連携協定を締結
2024年5月/静岡県御殿場市と空き家問題解決の支援に向けた連携協定を締結