リフォームを依頼する側もされる側もうれしい「新しい仕組み」を当たり前に
『職人に直接頼めるリフォームのマッチングサイトEUSER』を運営する株式会社エンドユーザー(本社:埼玉県熊谷市、代表取締役:渡邉 佳津子 以下当社)は、2024年8月2日(金)に、行田市と空き家問題解決に向けた「地域連携協力に関する包括連携協定書(以下本協定)」を締結しました。
当社と行田市は本協定締結後、「空き家にさせないための利活用で価値ある資産にし、地域の職人の収入アップ」を目的としたセミナーを開催いたします。空き家の利活用の知識がない市民や、プラットフォームの使用等が苦手な職人に伴走し、シェアリングエコノミーを通じたサポートを実施することにより、行田市内の空き家を予防し地域貢献・地域経済の発展への貢献と社会問題の解決を目指します。
■連携の背景:自治体と共に「空き家増加」の社会課題に本気で向き合う
近年、空き家の増加が社会課題となっており、総務省が2024年4月30日に発表した住宅・土地統計調査の速報集計結果(※1)によると、全国の空き家数は900万件、空き家率は13.8%と過去最高の水準となっています。埼玉県では、多くの住宅がリフォーム適正時期にあり、今後の空き家率の増加が懸念されています。
本協定を締結することで、当社と行田市の双方が有する知的・人的・物的資源を協働で活用しながら、空き家の利活用、地域経済の発展、移住定住の促進、地域活性化などの諸分野において、連携・協力して取り組むことにより、活力ある地域社会の形成に寄与し社会課題の解決を目指します。
また、本協定による成功事例を他の自治体へ情報提供を行い、バンドワゴン現象を起こし、全国的な社会的課題解決のロールモデルとなることを目指します。
(※1)総務省「住宅・土地統計調査」
■自治体×スタートアップ企業の連携協定が生む地域活性
本協定の連携内容は、以下の通りです。
【連携協定内容】
⑴ 空き家の利活用に関すること
⑵ 地域経済の発展に関すること
⑶ 移住定住の促進に関すること
⑷ 地域活性化に関すること
⑸ その他本協定の目的の達成に資すること
これらの取り組みを当社と行田市で連携して行い、利活用で空き家の減少や地域の職人の収入アップ、賃貸することで人口が流入し地域活性化へ繋げることが可能となります。
本協定締結後の取り組みの第一弾として、市民の方と地域の職人に向けたセミナーを10月に市内で開催します。
既に空き家となっている物件や空き家になりそうな物件を抱える市民の方などを対象に、その活用方法の提示や、無料相談会の実施などを含む「空き家の利活用セミナー」を開催し、直接受注で仕事を増やしたい職人向けのプラットフォームによる支援セミナーも開催することで、地域の職人の収入アップと地域経済の発展を促します。
市民の方と地域の職人、それぞれの想いをつなぐ仕組みを支援することで、地域の活性化を図ります。
■行田市について
行田市は、埼玉県北部に位置する水と緑に恵まれたまちです。埼玉県名発祥の地としても知られ、2020年には9基の大型古墳からなる埼玉(さきたま)古墳群が、東日本初の国特別史跡に指定・登録されました。また、水田に複数の色の苗を植えて絵を描き出す「田んぼアート」は、2015年に「最大の田んぼアート」としてギネス世界記録TMに認定され、多くの注目を集めています。
行田市長:行田 邦子氏 コメント
このたび、株式会社エンドユーザー様と空き家の利活用等に係る包括連携協定を締結できたことを、大変嬉しく思っております。
行田市では近年、人口減少に伴って空き家や空き店舗が増えつつあります。こうした空き家の利活用を促進していくことは、防犯面だけでなく、人口減少対策や地域の活性化という観点からも重要です。
この協定を契機として、今後、同社の持つ知見を活用し、市内の空き家を掘りおこして物件化を進め、移住の促進につなげてまいります。
■職人に直接頼めるリフォームのマッチングサイト「EUSER」でリフォームをもっと身近に
当社が運営する『職人に直接頼めるリフォームのマッチングサイトEUSER』は、特許技術(※2)を取得した日本初の仕組みを導入し、リフォーム会社や管理会社を通さずに直接職人に依頼できるプラットフォームです。
これにより、職人単価での工事の実現、多重下請けの排除、職人の収入アップを図ることができます。
「EUSER」は、ユーザーや職人の問題を解決し、地域の職人に直接依頼することで空き家の予防や地域経済の活性化に貢献することを目指します。リフォームを通じて空き家の予防と不動産利活用を推進し、新しい当たり前の形を提供していきます。
URL:https://e-user.jp
(※2)特許番号7297111
■株式会社エンドユーザーについて
当社は、「時間と情報の有効活用で持続可能で豊かな生活を実現する」ため、「情報の可視化と透明性を実現し、コスパとタイパの向上できるサービス」を提供するスタートアップ企業です。
代表取締役:渡邉 佳津子 コメント
当社が運営している、職人に直接頼めるリフォームのマッチングサイト「EUSER」を通じて、社会問題となっている空き家問題を自治体との連携で解決することが非常に重要だと考えています。
このたび、行田邦子市長の元、日本で初めてとなる取り組みで行田市と連携協定を締結できることを大変光栄に思い、未来に繋がる空き家の利活用の推進と、地域職人の収入アップの取り組みを開始できることを嬉しく思います。
行田市の価値を向上させることで市民の生活を豊かに、そして直接取引による職人の仕事量向上や地域課題の解決に向けて貢献してまいります。
【会社概要】
社名:株式会社エンドユーザー
本社所在地:〒360-0037 埼⽟県熊⾕市筑波3丁⽬154宝島ビル4階
代表取締役:渡邉 佳津⼦
設立:2020年12⽉
事業内容:EUSERの運営・企画・開発
URL:https://enduser.jp