金曜日, 11月 22, 2024
ホーム経営情報【新築アパートメーカーのフィリックス】 ベトナム国籍人材の第3回現地採用活動を実施

【新築アパートメーカーのフィリックス】 ベトナム国籍人材の第3回現地採用活動を実施

新築アパートメーカーのフィリックス株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:水野 秀則)は、ベトナム国籍人材の現地採用活動を行いました。本活動は第3回目の実施となり、採用された人材は、製造業務を経験しながら、様々なキャリアアップを目指します。

    ▲当社代表・水野秀則(前列左)と常務・佐藤翔(同右)。後列は第3回採用試験、合格者の皆さん

【背景】

厚生労働省の発表によると、日本国内の外国人労働者数(2023年10月末時点)は、204万人を超え、過去最高を記録。なお、そのうちベトナム国籍の方が最多で、全体の約4分の1を占めています。以前までは、中国がトップでしたが、2020年からはベトナムの首位が継続しているとのことです。

ベトナムと日本の経済力は異なり、ベトナム国籍の方が現地で働いて得る収入と、日本で働いて得る収入には大きな差があります。例えば同じ1カ月の労働でも、日本で働いた方がベトナムで働くよりも約3~5倍の収入が得られる計算に。ゆえに、多くのベトナム国籍の方は、日本を含めた海外で働きたいと考える傾向です。

当社のプレカット事業部の前身だった株式会社ビルドアップは、かねてからベトナム国籍の方々を技能実習生として採用してきました。2022年6月、M&Aによりビルドアップはフィリックス株式会社の一員になりましたが、引き続き当社としても就労意欲が高いベトナム国籍人材の採用は維持していく考えで、過去2回(※)ベトナム現地にて採用活動を実施しております。

※1回目:2022年2月、2回目:2023年7月

【採用活動について】
ベトナム国籍の方を採用するにあたり、当社では役員が現地に向かい、直接入社希望者の面接を行っています。

●弊社常務・佐藤翔コメント

「私たちは入社希望者の方々を“外国人労働者”として、ひとまとめに見るつもりはありません。日本で採用活動を行うのと同じで、一緒に働く方それぞれの思いを聞きたい。ましてや異国の地で働こうとしているわけですから、相当な覚悟を持っておられるでしょう。ひたむきな思いや強い覚悟は、会社成長の原動力にもなりますので、やはり直接耳を傾けておきたいのです」

採用では面接以外にも実技試験を導入。木材を使った課題物の製作に取り組んでいただくのですが、完成品の出来栄えを重視するのではなく、道具の扱い方など、モノをつくり上げるまでの姿勢も合否の対象としています。

今回の現地採用活動では、11名(技能実習生6名・エンジニア5名)に内定をお出ししました。

         ▲実技試験に臨む入社希望者の皆さん

          ▲閉会式にて合格者と握手を交わす当社代表・水野秀則(右)と常務・佐藤翔(左)

【今後について】

引き続き、ベトナム国籍人材の採用は行ってまいります。すでに第4回目の渡越も年内実施で検討中。さらに、愛知県内での新工場の建設計画も進んでおり、それに伴って50~70名のベトナム国籍人材の採用を予定しております。

また、日本・ベトナム国籍の社員双方が円滑にコミュニケーションを交わせることを目指し、外国籍の方を受け入れる企業として日本語教育なども取り入れたいと考えます。加えて、ベトナム国籍の社員専用の寮(全16室)が間もなく竣工予定。入寮者はそれぞれの個室で暮らせるようになっており、オンとオフのメリハリがつけられます。

このように、給与面以外でベトナム国籍人材の就労満足度を高めるアクションは重要だと思っておりますので、新たに導入・改善できるコトやモノがあれば、前向きに検討していきます。

【追記】

日本で働くベトナム国籍の方々は、これから日本で働きたいと考えて現地で準備中の友人・知人に対し、SNS等で、“今の自分と、置かれた環境”を知らせることが多いそう。当社のベトナム国籍人材にもそういった方が一定数おり、彼らの情報発信によってフィリックスへの興味を持つ来日就労希望がじわじわと増えていると聞きます。

なお、ベトナム国籍人材の採用において、当社が依頼をしている専門機関の担当者からは、「『フィリックスに入りたい』と名指しで話す方も現れ始めました」といった現地の状況を聞いております。

【フィリックス株式会社について】
新築アパート建築を中心に賃貸管理事業、商社業、建設業者支援サービス、IT事業など幅広く行う。
自社HP:https://www.felix-group.jp/
▼会社概要
社名  :フィリックス株式会社
代表者 :水野 秀則
所在地 :〒450-6315 名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋15F
設立  :2008年10月1日
事業内容:投資用アパートメントの企画、マーケティング・開発・建築事業
DX不動産事業
賃貸管理事業
建築資材・住宅設備機器販売事業
設計・建築事業
保険代理店事業

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

Most Popular

Recent Comments