水曜日, 7月 3, 2024
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AIを活用した「将来の空き家予測」アルゴリズムの実証とガス管更新計画への活用

東邦ガスネットワーク株式会社(社長:柴田 喜充 以下、東邦ガスネットワーク)とマイクロベース株式会社
(CEO:仙石 裕明 以下、マイクロベース)は、2022年9月から実施してきたお客さま宅へ引き込むガス管(以
下、経年ガス管)の効率的な更新に向けた「将来の空き家予測」の実証実験を完了しました。

東邦ガスネットワーク株式会社(社長:柴田 喜充 以下、東邦ガスネットワーク)とマイクロベース株式会社 (CEO:仙石 裕明 以下、マイクロベース)は、2022年9月から実施してきたお客さま宅へ引き込むガス管(以 下、経年ガス管)の効率的な更新に向けた「将来の空き家予測」の実証実験を完了しました。 東邦ガスネットワークが保有する住居ごとの都市ガス使用量やガス管種・埋設年数などに関するデータを、マ イクロベースが開発したAIアルゴリズム「MiraiE.ai(ミラーエ)※」に活用することで、将来の空き家状況を住 居単位で予測することが可能となり、4年後の予測精度が約9割となることを確認しました。なお、都市ガス使 用量などをAIに適用し、将来の空き家を予測するのは、全国初の取り組みとなります。

東邦ガスネットワークは、保安確保のために進める経年ガス管更新の優先順位付けについて、従来のガス管種 や埋設年数などを踏まえた考え方から、本予測を用い、空き家となる可能性が低いものから対策を進める考え方 に見直してまいります。この取り組みにより、経年ガス管を更新した後に当該ガス管が不使用となることを大幅 に回避できる見通しです。

東邦ガスネットワークは、マイクロベースと連携して、本取り組みを展開し、他ガス事業者が実施する経年管 の更新などの一助としてまいります。また、東邦ガスネットワークはAIを積極的に活用することで、更なる業務 の効率化・高度化を目指します。

  • 将来空き家予測システム「MiraiE.ai」

※MiraiE.ai(ミラーエ)は、効果的かつ効率的な空き家対策、老朽インフラ対策の実現に向け、社内データを用いて現在から将来までの住居単位の空き家発生・再入居を予測するAIシステム(マイクロベースによる特許取得済み)。

  • 将来空き家予測のイメージ

  • ガス設備の所有区分と経年ガス管の更新対象

【東邦ガスネットワーク 概要】

会社名:東邦ガスネットワーク株式会社

設 立:2021年4月1日(2022年4月1日 東邦ガス株式会社から分社化)

所在地:愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号

従業員数:1,025人(2024年4月1日現在)

社 長:柴田 喜充

事業内容:愛知県・岐阜県・三重県における一般ガス導管事業 など

WEBサイト:https://www.tohogas.co.jp/nw/

【マイクロベース 概要】

会社名:マイクロベース株式会社

設 立:2018年8月

所在地:東京都文京区本郷3丁目38-10 さかえビル2F

従業員数:29人(2024年4月1日(パートタイム・インターン生を含む))

CEO: 仙石 裕明

事業内容:地理情報システムの開発・販売・地理情報システムに関する研究開発・コンサルティング・

     データサイエンス教育・研修

WEBサイト:https://www.microgeo.biz/

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