空間伝送型ワイヤレス給電ソリューション、AirPlug™️がグッドデザイン・ベスト100に選出
この度、米・スタンフォード大学発のスタートアップ企業であり、ワイヤレス給電によって配線のない“デジタル社会”の実現を目指すエイターリンク株式会社は（本社:、代表取締役:）は空間伝送型のワイヤレス給電技術「AirPlug™」が2023年度グッドデザイン賞（主催：公益財団法人日本デザイン振興会）ベスト100に選出されました。
■受賞対象の特徴
世界初の「電波を用いて人の居住環境にワイヤレス給電空間を創る」空間伝送型ワイヤレス給電ソリューションです。最大で１７ｍ以上の給電距離と移動体に対しても給電可能な低い角度依存性を持つ独自の送受電技術により実現。無数のIoTセンサーをワイヤレスで駆動することで、あらゆる場所に誰もが利用できるデジタルツイン環境を構築します。
AirPlug™ PowerTx（送電機）
AirPlug™ Sense(温湿度を計測するセンサーと人感センサー)
AirPlug™の概要
下記、動画はグッドデザインで行ったプレゼン動画となります。
■受賞理由（審査員のコメント）
IOT機器のバッテリーを不要とするワイヤレス給電技術を用いた、オフィスにおける空調低エネルギー化を実現するソリューションシステム。
技術に関して言えば、従来から同様のものは存在していたが実際には厳しい使用条件などにより商用化が極めて困難であった。しかし同社は利用シーンを見事に導き出し、プロダクトを磨き上げ、具体的パッケージとして社会実装した点を高く評価。
カームテクノロジーと呼ばれる、空間に対して過度な主張ではなく溶け込ませようとするデバイスのデザインも抜かりがない。
従来のIOTセンサーデバイスは数多く設置する事で精度が上がる一方、バッテリーなどの保守メンテナンス問題が残っていたが、それら解決に導く方向を具体的に提示したと言える。今後同社が描く、医療利用などにも期待せずにいられない
■グッドデザインとは
「グッドデザイン賞」は、1957年に旧通商産業省によって設立された「グッドデザイン商品選定制度」(通称Gマーク制度)を継承する、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。単にものの美しさを競うのではなく、産業の発展とくらしの質を高めるデザインを、身の回りのさまざまな分野から見いだし、広く伝えることを目的としています。
世界でも有数の規模と実績を誇るデザイン賞として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加するとともに、よいデザインを社会に広める運動としても多くの人びとから支持されています。
■会社概要
商号：エイターリンク株式会社
所在地：東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル Inspired.Lab内
資本金：1億120万円
代表者：岩佐凌、田邉勇二
設立：2020年8月
