三菱UFJ信託銀行株式会社(東京都千代田区、取締役社長:長島 巌)は、この度不動産マーケットリサーチレポートVol.222「物流網再編が不動産に与える影響~中継拠点の潜在需要~」を発行しました。
●構造転換を迫られる物流業界 / 中継拠点の効率活用が一層重要に
●地域間輸送データと座標情報を元に長距離輸送における中継拠点の潜在需要を推計
●潜在需要が強いのは『中部・大阪以東の関西エリア』や岡山等。加えて福島、山形は、潜在需要は突出して高くないものの、中間中継拠点としての需要が見込まれる
【中継拠点の潜在需要】
貨物の発着地域の位置情報をもとに各地域を通過する可能性のある長距離貨物量を中継貨物の『潜在需要』と定義。
■中継物流拠点の潜在需要推計(輸送直線距離300km以上の輸送を対象)
推計結果によると、潜在需要が強いのは『中部・大阪以東の関西エリア』や岡山等。
出所 国土交通省「貨物地域流動調査」より弊社作成
推計方法:
調査データより得られる各都道府県間の自動車による貨物輸送量2,209(47の2乗)通りについて、県庁所在地の緯度経度情報より、各輸送区間の間に含まれる地域を当該貨物の潜在通過ポテンシャルを有する地域とみなし集計。(直線距離で300km以上のみを対象,2017年から2021年の5か年の平均)
■発着両地点からの距離
福島、山形は、潜在需要は突出して高くはないものの、発着両地点からの距離が大きい輸送の割合が高く、中間中継拠点としての需要が見込まれる
出所 国土交通省「貨物地域流動調査」より弊社作成
1.潜在需要のうち、発着両地点からいずれも直線距離で150km以上離れている輸送量の割合
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https://www.tr.mufg.jp/houjin/fudousan/f_report/pdf/fr_2023042601.pdf?20230427094910
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【本件に関するお問合せ先】
三菱UFJ信託銀行 不動産コンサルティング部
業務企画G 牧坂 亮佑
電話:050-3689-2918
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